Alfa.ltによると、在リトアニア露Vladimir Chkhikvadze大使が補修を必要としていたDruzhba 原油パイプラインの補修問題はビジネスであって、政治的な問題ではないと語ったいう。
同大使は、もしリトアニアが補修代2000〜3000万ドルを投資する意思があるのであれば、補修をいつでも始める用意があると示唆した。
同大使によると、ロシアとしては同パイプラインは必要としておらず、もしリトアニアが必要とするのであれば、それはリトアニアの問題だという。
これまでにロシアはリトアニアのマゼイキウ・ナフタの買収に失敗し、同社をポーランドのPKN Orlenに買収された腹癒せとして同パイプラインを補修が必要として突然止めてしまった。
タリンの水道水を扱うTallinna Vesiがタリン市政府に申請していた水道料金の値上げ申請が承認され、来年1月1日から水道料金が12.8%値上げされることになった。
経済ニュースBBNによると、来年度から住宅向けが水道料金は1立方メートルにつき32.33クローン(約340.4円)となり商業利用では43.28クローン(約415.5円)が課されることになる。
LETAによると、08年度中に必要な教師数が半減してしまうという。
リトアニア教育科学省によると、07年度には574人の常勤教師と676人の非常勤教師が不足している。
今年の常勤教師及び非常勤教師の不足人数は、それぞれ241人と376人で、07年度よりも改善するが、それでも十分な教師を確保できないでいる。
教師不足は特に英語、心理学、ITなどの授業で顕著だという。
また、教師不足が危機的な地域は、Skuodas、Silale、Kretinga、Plunge、Jonavaなどである。
ラトビア政府が酒類とタバコへの課税を引き上げることを決めている。
LETAによると、法律改正は財務省により提案され、アルコールへの課税はこれまでの100リットルあたり630ラッツ(約13万3560円)から705ラッツ(約14万9460円)へと増税され、税率換算すると実に11.9%の増税となる。
増税により税収は更に1180万ラッツ(約25億160万円)の増収を呼ぶことになる。
バルト3国を見渡すと、隣国のリトアニアでは同様の基準では909ラッツ(約19万2700円)の税金が徴収されており、エストニアでも783ラッツ(約16万6000円)課税されている。
米ブルームバーグによると、08年第2四半期のリトアニアの経済成長率が過去6年間で最も低い成長率に終わったという。
GDP成長率は5.2%に留まり、この水準は実に2002年第1四半期以来の事になる。
景気後退が顕著になるつつあるバルト3国では、エストニアとラトビアで経済の減速が顕著であったが、これで漸くリトアニアでも景気減速が始まった。



