地元紙ポスティメスによると、スウェーデンの大手銀行の一角を担うSEBが今後5年間でバルト3国でシェア最大を目指し、地域シェアトップのハンサバンクを傘下に従えるスウェドバンクに挑戦する意向であることをSEBのBo Magnusson執行役員が示唆している。
同氏は、SEBがスウェドバンクを負かすことが出来ない理由はないとして、バルト3国でのトップシェアを目指すことを強調する。
また、同氏は、同行が今後どのくらいシェアを拡大できるかは今後2〜3年のエストニア経済の行方に大きく左右されるとしてエストニアの重要性に言及している。
ラトビアのインフレ率が停まらない。2月期のインフレ率は過去11年間で最高となる16.7%となり、食料品、アルコール、タバコなどがインフレを押し上げる要因となった。
ラトビア統計局によると、2月期のインフレ率は16.7%で1月期の15.8%を1%近く上回った。
食料品価格は1年前から実に21%も値上がりしている。
経済ニュースBBNによると、世界最大の鉄鋼メーカーであるアルセロール・ミッタル(ArcelorMittal)によるGalvexの買収承認が出されたという。
Galvexの06年度売上高は1億2500万ユーロに上り、ミッタル社のバルト3国での主要事業を担うことが期待されている。
合併後の売上総額は06年度決算に従うと886億ドルに達し、世界の鉄鋼シェアの10%を担う規模に達している。
地元紙Eesti Paevalehtによると、欧州を除くエストニア産ログハウスの輸出先として最大の輸出先に日本が挙げられている。
ログハウスを輸出する7社の対日輸出高は4700万EEK(約4億7094万円)に上っている。
日本への輸出量の急増は、隣国フィンランド産のログハウスよりも廉価であることから人気を博していると見られている。
ニューカッスル病の蔓延で生産量が著しく低下していたタレグ(Tallegg)だが、今月末までに50%の生産高の回復、そして8月には100%復活すると同社が明かしている。
同社では、この1月以降、同社で飼っている鶏すべてにニューカッスル病ワクチンを注射することを終えたという。
同社の施設では年間8000万個の卵の生産が可能だが、夏以降来年にかけて施設がフル稼働することになる。
07年11月に同社の敷地内でニューカッスル病が発見されていた。