エストニア統計局によると、主要食料品価格がこの1年で50%も値上がりしている。
牛乳価格は、12月までに47.5%値上がりし、バターも53%、卵34%、パン23%と軒並大幅な価格上昇を起こしている。
その一方で、価格が下がった商品として、ポテト18%、砂糖3%、魚6.1%というものも存在している。
昨年組織編制を行ったマキシマグループ(Maxima Group)が今年、早くも新たな一歩を踏み始めた。
現在、同社はバルト3国とブルガリアで小売事業を展開し、新たなグループトップに同社の元リトアニア法人を率いたGintaras Marcinkeviciusが就任することを新年早々新たに明らかにしている。
07年度の平均物価水準が06年度期比で6.6%上昇した。エストニア統計局によると、消費者物価指数は住宅価格と食料品価格に影響を受けたという。
アイテム別で見ると、商品価格が4.8%値上がりし、工業製品では2.3%、そしてサービス価格で10%値上がりしており、食品としては、食料品価格が9.9%値上がりし、乳製品はそれを上回る12.7%の値上がりを記録した。
各アイテムの値上がり率
住宅 14.6%
ホテル、カフェ、レストラン 10.1%
食品、非アルコール飲料 9.3%
健康保険 7.9%
教育 5.4%
アルコール、タバコ 4.1%
衣料品 3.6%
消費家財 3.5%
交通 2.7%
通信 -1.2%
昨年リガでの賃貸市場が55%の拡大を記録した。価格の下落とその流れが継続するとの見通しから不動産売買が停滞した一方で昨年は賃貸市場が大きく拡がりを見せる結果となった。
特に昨夏頃から住宅購入希望者らが価格下落期待から購入時期を先延ばししたため、彼等が賃貸市場へ流入した格好となっている。
不動産売買が停滞し始めた一方で、賃貸価格は昨夏から上昇し始めている。今年も昨年からの流れを汲み、賃貸市場は拡大すると見られ、不動産市場が安定化するまではこの流れは続くと考えられている。
07年度にラトビアで登録された新車台数がバルト3国中で最高となったことを調査会社Autotyrimaiが明らかにした。
昨年ラトビアでは新たに3万6200台が登録され、06年度を29%上回った。同期間中にエストニアでは22%増の3万5400台が登録され、リトアニアでも41%増の2万5700台の新車が登録されている。
昨年バルト3国で登録された新車台数は計9万73300台となり、06年度を29%上回った。
昨年最も売れた自動車メーカーはトヨタ自動車で1万1100台が新規登録され、次いでフォルクスワーゲン8990台、ホンダ7300台と続いた。



