ラトビアの保険市場がこの半年間に前年同期比で53.5%の拡大となっている。
保険料総額が1億5402万5000ラトに達し、昨年同期より53.5%増加したとラトビア保険協会(Latvian Insurance Association)が報告した。
支払い請求を受けた保険金額は、生保、損保合わせて27.6%増の5985万ラトに達している。
1−6月期の損保保険料総額は1億2794万8000ラトとなり、45.9%増となった一方で、支払いは5500万8000ラトと前年同期より27.5%増加した。
生命保険では、保険料総額は2607万7000ラトとなり、この半年間に前年同期比で2.1倍の伸びを記録した、しかしながら、保険金の支払いも28.7%増加した484万1000ラトが支払われている。
現在、ラトビアには11社の損害保険会社と8社の生命保険会社が営業している。
中央統計局によると、今年上半期の間には首都ヴィルニスの住宅価格は期待ほど上がることはなかった。
首都圏の住宅価格は、第1四半期に1.7%上昇し、第2四半期に4.8%の上昇となっている。
統計局資料では、1−9月期には少なくとも10〜20%値上がりしている。しかしながら、今年は最終的に通年で見ると不動産価格の大きな値上がりは期待できないという。
国内を見ると、第2四半期の不動産価格は、国内のどの都市を見ても上昇しているが、ヴィルニスを除くと平均6.2%の上昇が記録されている。
ただし、昨年同期にはヴィルニスで24%、そしてその他の地域では53%もの高騰が見られた。
医薬品メーカー大手のSanitas Groupが年初からの8ヶ月間に2584万3000リタスの収益を計上している。
昨年同期の収益は383万5000リタスの赤字を出していた。
8月単独の利益は423万3000リタスで、純利益は75.4%増の2592万7000リタスに上っている。
07年1−8月期にリガ−ロンドン路線の搭乗客数が2.5%減少した。
リガ国際空港によると、8ヶ月間の同路線の搭乗客数は21万6624人に留まった。1年前の同路線を見ると、搭乗客数は22万2230人に上り、空港利用客数の約13%近くを占めていた。
今年は、今の所、全空港利用客数の10.5%が同路線の搭乗客となっている。
一方で人気第2位のリガ−ダブリン路線では、搭乗客数は、20%増の15万3477人に達し、同じくリガ−ストックホルム路線では、22%増の12万6286人と大幅に利用客が伸びている。
リガを結ぶ路線で最大の伸びを記録しているのはベルリン路線で、45.5%増の11万1914人が同路線に搭乗している。
リガ国際空港は、年初からの8ヶ月間に前年同期比26.2%増の206万2343人が利用している。
エストニア統計局によると、8月の生産者物価指数は平均8.5%の上昇を記録した。エネルギーコストが7.9%上昇し、生産コストも8.6%上昇している。
7月期と8月期を比較すると、生産者物価指数は特にエネルギー価格の高騰と建設材料のコストが値上がりしたことが特に影響を及ぼしている。