一部の地域の住宅開発に向いた更地が昨年1年間に200%の値上がりを記録した。
不動産ブローカーErki Arakasでは、タリンの住宅用用地価格がタリン市内のマンション価格の高騰に影響を受けた結果、異常な値上がりとなっていると指摘している。
現在、住宅価格は、建設費用や人材不足も相まって高止まりが続いている。一方で、販売期間は過去にない程、長期間待たなくては新たな買い手がつかない状態にある。
住宅用地の値上がりが激しいのは、Nomme、Pirita、Kakumae、Kristiineなどの限られた地域に限られているが、割安な土地購入を求めて、開発業者では、値上がりがまだ望めるKohila、Kuusalu、Saueなどタリンへのアクセスの良い地域の用地取得を急いでいる。
Tarmo Sumberg氏とTauri Sumberg氏の兄弟が先週、エストニアで最も高給なヘルスクラブ、City Spaを開店させた。
メンバー制の同クラブは、タリン市中心のシティプラザ内で営業を開始し、メンバーフィーは最高6万クローン(約64万円)と同様のヘルスクラブ、Status Club Health Clubの2倍となっている。
営業戦略として、最大500人程度のメンバーしか募集する計画は内容で、営業早々20人がメンバーを登録したという。
因みに、1日券は600クローン(約6300円)となっている。
ビジネス雑誌ユーロマネー(Euromoney)がNordea Bankを北欧及びバルト3国でBest Bankと評価した。
これまでは、同賞をHansaBankが得てきたが、今年はエストニアでのBest Bankに選ばれるに留まった。また、Hansa BankはリトアニアでM&Aアドバイザリーの優秀賞も受賞している。
福祉省によると、2010年には15万4000人の人材不足となることが確かなようだ。
しかしながら、2030年までの今後20年強の間には、より状況は悪化する見通しで、募集人員が70万人に達する一方で、それを補う人材が完全に不足することになる。
同省の調査では、近い将来、人材の需給バランスが大きく崩れると見られ、募集される職種に就ける必要なスキルを持った人材の確保はますます難しくなるという。
特に人材募集に苦労し始めているのは、銀行、IT関連の産業となっている。
ラトビアParex Bankasのリトアニア法人で07年上半期の中間決算において120万リタスの損失が出たことが明らかになった。
昨年同期に、同行は378万4000リタスの黒字を計上していた。
今年上半期に銀行資産は47%拡大し、110億リタスを突破している。融資残高も64%増加した8億7400万リタスに上り、貯金高も16%増の4億4600万リタスであったが、利益を生むことは出来なかった。