ウクライナの証券インデックス(PFTS)が月曜日から連日過去最高値を更新し続けている。
月曜日に809.17を付けた後、火曜日には831.73にまで値を上げ、水曜日も833.63で取引を終えている。
同インデックスは、今年年初の498.86から67.1%も値を上げている。
自社株の買い戻しに飽き足らずユコスが保有するその他の石油生産資産にも買収の興味をロスネフチが示している。
国営の石油会社ロスネフチでは、依然ユコスが抱える豊富な石油資産を可能な限り買収したい意向を先日の自社株買戻しの競売で落札に成功した後に明確に明らかにした。
先日、ロスネフチの子会社RN Razvitiyeが競売でロスネフチ株9.44%を約76億ドルで落札に成功した。同競売では、ロスネフチの10億株(9.44%)と共にユガンスクネフチェガスの約束手形35億6000万ルーブル(約1億3700万ドル)が競売に掛けられていた。
ユコスでは、依然トムスクネフチ、サマラネフチェガス、東シベリア石油/ガス会社、アンガルスク・ペトロケミカル社などの他にSyzran、Achinsk、Kuibyshev、Novokuibyshev、Strezhevskなどの石油精製会社などを所有している。
ファンド総額10億ドルの巨大ファンドをBaring Vostok Capital Partnersが立ち上げることが明らかになった。同ファンドでは、ロシアの他にウクライナ、カザフスタンなどの企業へ投資していく。
新ファンドの立ち上げを同社では、2月末から続く株価調整の中、株価が適正価格に戻したとの判断から投資を決定したという。
その他にも国内最大の投資ファンドの一つを運営するHermitage Capital Managementも先週、新たなファンドを設立し、ロシアの他隣国の新興国へ投資を拡げていくことを発表している。
Baring Vostokでは、ファンド資金は、欧州の他、北米、中東、アジアなどから調達するという。
エストニア統計局によると、貿易赤字が33億クローンに達している。昨年1月の時点での貿易赤字は26億クローンであった。
06年1月期との比較では、貿易額は14%増加し、12月期比では6%の減少となる。
対EU向け輸出額は全体の65%を占め、CIS向けが10%であった。主要輸出先はフィンランド(17%)、スウェーデン(13%)、ラトビア(10%)などが上位3カ国となった。
また、輸入に関しては、対EUが全体の71%を占める結果となり、対CISで19%となった。輸出に関しては、主要輸入先として、ロシア(17%)、フィンランド(17%)、ドイツ(12%)が上位を占めている。
エストニアは、04年のEU加盟以降、ロシアからの輸入額が増加している一方でフィンランドからは減少傾向を高めている。
エストニア最大のカジノ会社Olympic Entertainment Group(OEG)がルーマニアに子会社を登記したことを明らかにした。
OEGによると、同社はルーマニアのカジノ市場参入に向けて準備を始め、ルーマニアにOlympic Casino Bucharest SRLを登記した。
同社のAndri Avila取締役は、経済成長著しいルーマニアに事業進出することはOEGにとっても有益であるとしながら、現在の所、地元のどの企業とも買収などの協議は持っていないと示唆している。
また、同氏は、ルーマニアのカジノ産業は、ほぼ全て地元企業が市場を独占しており、オリンピックカジノの成功に自信があると強気の姿勢を示している。
OEGは、現在エストニアの他に、ラトビア、リトアニア、ベラルーシ、ウクライナで事業を展開している。