リガ地方裁判所は改めてAivars Lembergsベンツピルス市長の収監を決定した。
Lembergs氏は、現在、大型賄賂及びマネロン疑獄などの疑いが掛けられ囚われの身になっている。Lembergs氏は、裁判所に対し、収監されている身を収監ではなく、仮保釈などに変更できないかを請求している。
同氏は、10万から20万ラトの保釈金を積むことには合意しているという。
先週、ウクライナ証券市場のインデックスで過去最高となる785.11をつけ、1週間で98.78ポイント値を上げた。
市場取引高も4億1867万5000UAH(6441万ユーロ)に上り、株式市場だけでも8237万7000UAH(1267万ユーロ)と大商いとなっている。
特にエネルギー関連企業の株式の取引が多く、欧米やロシアからの資金の流入で株価を押し上げているという。
ウクライナ証券市場は、引き続き上昇傾向にあり、Donbasenergo、Dniproenergo、Zahidenergoなどのエネルギー関連企業株の株価見直しが控えていることからも、800ポイントをつけるのも時間の問題と見られている。
既にまたしてもこれまで通り中露の石油取引は式典倒れになる可能性が出始めている。
ロシアの国営大手で石油会社ロスネフチと中国の大手石油会社Sinopecの間で話し合われていたロシアからモンゴルのNaushki経由で中国まで輸送する石油売買契約が座礁したことが明らかになった。
今契約では、契約高は10億ドルにも上る大型契約であった。これまでにロスネフチとロシア鉄道の両社はSinopec向けの特別運送料の価格設定で合意しており、全てが水の泡となった。
これにより、ロスネフチは中露国境を介するZabaikalskルートのみを維持することになり、同社と中国の別の石油会社CNPCとが結んでいる契約のみが中国向けの販売ルートに留まることになる。
最終段階とされる株式放出を終わらせたスベルバンクでは、27日に88億ドルを調達し、何とか最低ラインを確保することに成功した。
3月21日までに株式取得意思を示してきた投資家等が最終的にどれ程実際に株式購入資金を入金してくるかが不安視されてきたが、ほぼ全てとなる99%の応募で実際に入金確認が認められた。
市場でも今回の応募がほぼ期待通りの結果となったことを歓迎しており、今後の市場の流れに何かしらの好影響を与えると見られている。
これまでに既存株主であった株主各者等は、3週間前に47%の株式取得の権利行使をしていた。中央銀行も全体の25.5%の放出株を取得し、保有株とあわせて60%近い株式を取得している。
また、今回、スベルバンクの役員等も390万ドル相当の株式を取得している。今回の株式放出では、市場価格から4%ほど安い1株8万9000ルーブル(3400ドル)で応募することが出来た。
フィンランドのコミューター航空Finncomm Airlinesが4月3日よりヘルシンキ-タリン路線に就航することが発表された。
4月3日から同路線へは月曜日から土曜日まで毎日フライトがあり、15日からは深夜便として週に3便のフライトが増便される。深夜便は、深夜にタリンに到着し、ヘルシンキへは早朝に出発する時刻表となっている。
Finncomm航空を運営するFinnish Commuter Airlines OYのJuhani Pakari代表は、同路線に大きな収益性を感じており、両都市間を可能な限り多くのフライトでサービスを提供していきたいと意気込みを語っている。
航空運賃についても、可能な限り価格を抑える以降で、最低運賃は片道687クローンで提供していくことも示唆している。
導入機種は、最新技術を搭載されたATR 72-500ターボプロップで68人乗りとなっている。
Finncomm航空とフィンランド航空は1998年以来提携関係にあり、ヘルシンキから先のフィンランド航空が就航する国内/国際便にも乗換えが可能となる。