フィンランドの大手ファーストフードチェーン ヘスバーガー(Hesburger)が12日、この秋にもリトアニアに3店舗を展開させる計画であることを発表した。
現在、ヘスバーガーはバルト3国ではエストニアに11店舗、ラトビアに7店舗展開している。
同社はフィンランドを基盤にドイツ、エストニア、ラトビアなどの60都市に計200店舗を構えている。
財務省が昨年10月にインフレ率が5.6%にまで低下していたが、今後数か月間はインフレが拡大していく傾向にあると示唆している。
この2月には公共機関や水道サービスなどで値上がりがあり、インフレを助長すると見られている。
財務省によると、1月のインフレ率は当初1%と予測されていたが、実際には1.3%となり、既にインフレ拡大傾向が見られるようになっている。今年は現在のところ6.7%のインフレが予測されている。
RFFIが保有するConversbank株14.26%をルネッサンス・キャピタル・ファイナンス(Renaissance Capital Finance)へ売却した。
Conversbankは、国際金融グループKonversbankの中核銀行で、傘下にリトアニアのBankas Snoras、ラトビアのLatvijas Krajbanka、英Conversbank Limitedなどがあり、その他に国内にInterProgressBank、Enisey CB、Investbank、Grankombank、Voronezhprombankなどを従える。
大株主は、中央政府が14.45%を保有し、82.78%を個人投資家らが保有している。
先週から下降トレンドにあるタリン証券市場では、9日も先週から引き続き殆どの株式で株価を落としている。唯一株価を上げたのはViisnurk Aktsia 1社で、他はBaltikaを筆頭に多くで3%から7%強の株価下落を記録した。
タリンOMXインデックスも9日は3.24%落とし961.20で取引を終え、リトアニア、ラトビアでも同様にインデックスは9日期比で下落した。ラトビアOMXは0.1%下落し709.78となり、リトアニアでは0.71%落とした519.91で取引を終えている。ラトビアのインデックスは取引終了間近までプラスを維持していたが、終了間近で値を落としてしまった。
唯一株価を上げたViisnurk Aktsiaは9日、1.31%株価を上げ3.10ユーロで取引を終了させている。この日最大の下落を演じたのはBaltikaで、株価は7.88%下げ23.26ユーロで取引を終えた。その他に5%以上の株価下落を記録したのはタリンクとオリンピックカジノで、それぞれ株価を5.26%、5.57%落としている。
この日のタリン証券取引所の取引高は790万6000ユーロであった。8日から始まった株価調整でタリンOMXインデックスは-7.84%となっている。
この2ヶ月間で国内2位のシェアを誇る医薬品大手Olainfarmの株価が40%強も高騰している。Olainfarm株は昨年12月に一部に上場したことで人気株となっている。それまでは1株2.01ラトで取引されていた。9日正午の時点で2.90ラトで取引されている。
同社の06年第3四半期売上げは26.25%増加した1139万ラトに上っており、収益は56.8%増の33万7700ラトに達している。
また、同社のValerijs Maligins代表は、新たな西側の大手薬品会社とジェネリック薬品の生産で契約を結んだことで今後2年間は増収増益となる見通しだと12日発表している。
同社によると、2002年までのジェネリック薬品の生産量は、全生産量の30%程度であったが、今では72%にまで増加している。