06年度中にエストニア経済が旧EUメンバーとされるポルトガルに追いついていたことが明らかになった。
現在、エストニアの一人当たりのGDPがポルトガルのそれを上回ったことを米CIAレポートの中で報告した。
EC統計局の統計では、今年度内にはデータ上起こりえないとされてきた。CIAレポート最新版によると、エストニアの一人当たりGDPは昨年1万9600ドルとなり、ポルトガルのそれを500ドル上回る結果となっている。
しかしながら実際の経済状況を踏まえるとエストニアが西側と呼ばれた諸国の経済水準に早くも追いついたというのは時期尚早であるとの意見が出ている。
エストニア銀行協会が6日、インターネットバンキングを介した1日の送金限度額を1万クローンとすることを決めた。
今回の決定は、ネットバンキングの安全を高めるための処置としている。同決定は、5月2日からHansapank、SEB Eesti Uhispank、Sampo Pank、Krediidipankの顧客でプラスティク・カードを使って暗証番号入力を行う顧客に適応される。
もし限度額を超えて送金をする必要がある場合には、IDカードなどの認証手段を利用することを推奨するとエストニア銀行協会では市民に呼びかけるとしている。
また、既に暗証番号ディバイスを利用する顧客はこれまで通りのサービスを利用することが出来る。
最新版ビッグマック・インデックスによると、1月末の時点のエストニア・クローンが異常に過小評価されている。
最新版で最も過大評価されていた通貨はアイスランドのクローナであった。
エストニア・クローンは23%も過小評価を受けており、隣国のラトビア・ラトも22%、リトアニア・リタスでも24%もそれぞれ過小評価されているという。
アイスランド・クローネは世界一過大評価されていると烙印を押され、同インデックスによると、1ドルあたりの実数が68.4クローネ程度と見られる中、158クローネとなっており、131%も過大評価をされている。
経営の建て直しを急いでいるAlytaus Tekstileが生き残りをかけて少なくとも3000万リタスを注入し、リストラと事業規模縮小を行う必要があると見られている。
同社はこれまでにも政府から資金注入を受けてきたがなかなか経営が安定せず、現在4200万リタスの債務を抱えている。
同社によると、新たに3000万リタスの注入を受け、別途に増資として2000万リタスを国家予算から得ることが出来れば、企業として存続できるとしている。
ベラルーシ経済省が国内を通過する原油の通過料金を値上げすると発表した。
2月15日から施行される予定で、原油1トンあたり且つ100キロあたりの輸送に対しこれまでの通過料に34.6%値上げし3.5ドル+VATをポーランド及びドイツ向けに課し、またハンガリー、スロバキア、チェコ、ウクライナ向けには同様に34.6%値上げし、1.5ドルを課すという。
今年、ベラルーシでは、ロシア産の原油が8000万トン国内を通過することになっている。