ヴィクトル・ユシチェンコ大統領が07年度のインフレ率が11〜12%と期待を裏切ることになると示唆している。
当初のインフレ予測は7%とされていた。
アナリストは、エネルギー関連の価格が高騰することでインフレ率は11〜12%に上昇すると同大統領と同様の予測を出している。
ロシア当局が国内大手銀行Sberbankの最低公募金額を決めたことを国家銀行委員会が示唆している。
同委員会によると、最低公募金額は1株を6万5000(2450ドル)から7万ルーブル(2640ドル)で売りに出されることになる。
国内最大銀行である同行の株価は現在9万5846ルーブルで取引されていることから、公募では32%のディスカウント価格が適応されることになる。
公募が全て完了した場合には、同行は2280億ルーブル(86億ドル)を調達することになり、昨年ロスネフチがIPOで調達した106億億ドルに次ぐ大規模資金調達となる。
現在、Sberbankの大株主は60%のシェアを保有する中央銀行となっている。
ラトビアのナショナルフラッグairBalticが06年度中に搭乗客数が37%の増加を記録した。
同社は、昨年140万人の搭乗客があり、05年度から約40万人増となった。同社では、07年度の搭乗客数目標を200万人としており、また、2012年には500万人にまで引き上げたいとしている。
タリン乗船波止場で販売される客船乗船チケット販売の60%がタリンクであることをタリン港が発表した。
シェア60%の内、タリンク自身は49%で、昨年買収したシルヤラインが11%のシェアを獲得している。
一方でライバル企業のバイキングラインは16%のシェアに留まっている。
タリンクは昨年12月だけでも52万3103人の乗船客があり、05年12月期比で123.3%の増加を記録している。
また、同社は17日、会計年度第1四半期の収益額が監査前で730万ユーロ(1億1500万EEK)となったことを発表した。売上高は1億9000万ユーロに上っている。
収益幅が減少している背景は、昨年買収したシルヤラインの償却で発生した費用が嵩んでいる事を示唆している。
ロシア国務省が不誠実なビジネスマンの名前をブラックリストに載せ、国内から締め出す方針を固めている。
Rashid Nurgaliyev国務相は、各省に事業を営むに値しないビジネスマンのリスト化に同意することを求めていることを17日明らかにした。
もし名前がブラックリストに載った場合には、ロシアでの企業運営や事業を営むことが出来なくなる。
今後は、仲裁裁判所もしくは一般裁判所で協議されることになるが、もし同リストが法律化された場合には、2004年1月1日以降に不誠実な営みを行った人物全てが載ることになる。
税務当局では、もし現在の事業パートナーが同リストに載ることのないように、今からビジネスパートナー選びには極力細心の注意を払うことを示唆している。