ヴィルニス証券市場が1月5日の取引で過去最高となる1652件の取引件数を記録した。これまでの過去最高取引件数は06年12月1日の1384件であった。
取引が最も活発であったのは大手銀行の一角ウキオ・バンカス(Ukio Bankas)で291件の取引があり、次いで肥料メーカーLifosaが205件を記録した。
エストニア最大の不動産開発会社Arco Vara代表であるViljas Arakas氏は、近い将来に不動産バブルの崩壊はないとこのところのバブル崩壊懸念を払拭するコメントを出している。
同氏は、07年の不動産市場は安定的に若干の上昇傾向になるという見通しを示唆した。
しかしながら、Arco Varaは傘下のArco HCEが抱えていた巨大プロジェクトの一つ、タリン旅客ターミナル、を最近Urmas Soorumaa氏に売却している。Arco HCEはスパホテルなどを開発する大手で、同ターミナルに07年春ごろまでにスパホテルを建設する計画を立てていた。
また、Arco Varaは株式公開を目指しており、一説では財務内容の良質化を狙って資産売却を行ったとも見られている。
国内大手銀行トップ3の一つパレックスバンクが経済誌『Finance New Europe』から『06年度最優秀銀行』および『Top Deal 2006』の2つのタイトルを受賞した。
19カ国からなるCEE諸国の金融市場の中でパレックスバンクが優秀銀行の一つに選ばれたことになる。
同行の『Top Deal Latvia 2006』受賞は、昨年2億ユーロの債権発行が評価されたことが背景にあるとされている。
ルカシェンコ大統領はエネルギーカードを持ち出したブラックメールには毅然とした態度で対応すると示唆している。
同大統領は、天然ガス、石油といった天然資源がブラックメールとして使われるようなことは断じてさせないとし、ベラルーシは法に沿った文明国家としての対応を続けると7日言及した。
ベラルーシは独立国家として、一方的な要求に屈っすることもなく、今後もロシア、ウクライナなどと協力していくこと強調している。
ロシア国内の小売売上げ高が06年1-11月の期間中に12.8%拡大した7兆6780億ルーブルに達し、11月単独でも13.9%増の7922億ルーブルとなったことを連邦統計局が発表した。
06年11月期の食料品販売は、小売販売全体の44.8%を占め、非食料品では55.2%を占める結果となった。



