ラトビアの首都リガの新築不動産価格が今年第3四半期も39%の上昇となり、世界第一位の上昇率を記録したと英不動産調査会社ナイトフランクが発表した。
ラトビアの不動産価格は06年第3四半期も39.2%の上昇を記録しており、第2位の上昇となったブルガリアの19%、第3位のデンマーク17.8%を大きく上回る値上がりとなっている。
今年第2四半期にもラトビアは45.3%の値上がりを記録しており、当時もブルガリアの20.5%、デンマークの15.4%を押さえ不動産投資が世界でも最も人気を呼んだ国であった。
エストニアの大手衣服メーカーPTAが今年第3四半期の収益が480万EEK(30万ユーロ)となったことを発表している。
昨年同期には270万EEKの赤字を出していた。第3四半期の売上高は3980万EEK(250万ユーロ)でこの1年で26%も増加した。
グループ全体の売上げ高は1-9月期に13%増の1億100万EEK(640万ユーロ)となった。グループ全体でのエストニア市場に占める売上高の割合は52%で、海外市場ではラトビアが35%、フィンランドで4%の売り上げ増となっている。
高級ブランドのルイヴィトンが21日、キエフにウクライナ初の旗艦店をオープンさせた。
ルイヴィトンは、世界に366店舗を展開し、旧ソ連圏ではモスクワの2店舗に続き、キエフが第3店舗目となる旗艦店はキエフ中心部のパサージ クレスチャーチク通りにオープンした。丁度その真横にはHelen Marlenグループが新規店の開店を急いでいる。
ルイヴィトンのキエフ旗艦店は300平方メートルの売り場面積で、主に女性向けのバック、靴、衣服、男性女性向けアクセサリーを取り扱っている。
今回のルイヴィトンのキエフ進出で、今後2年間にクリスチャン・ディオールやシャネルが進出してくると見られている。
ハイネッケン・ロシアは2002年から2006年までの4年間にロシアへ12億ユーロを投じたとロシア法人のRolan Pirmez社長が22日明らかにした。
同社は、05年度にヴィルガ酒造の近代化に8000万ユーロを投じており、その他にもシベリア酒造へも生産量拡大のために巨大な投資を行っている。
また、買収先は選定中としながらも、ロシア国内でのM&Aにもまだまだ積極的であるしている。
ハイネッケンは、2002年にサンクトペデルブルグのブラヴォ酒造の買収4億ドルを手始めにロシアへ進出を果たしている。その後は2004年にノボシビルスクのソボル酒造、SterlitamakのShikhan酒造、そしてニズニイ・ノヴゴロドのヴォルガ酒造を立て続けに買収し、05年度にサンクトペデルブルグのStepan Razin、Baikal Brewing Co.を買収し、同じくPIT酒造の買収にも署名している。
ベラルーシ市民による消費および預金総額が年初からの9ヶ月間に約156億5000万ドルに達したことを統計分析省が明らかにしている。
ベラルーシ市民は購買やサービスのために128億9000万ドルを費やしており、預貯金を含めた全体では82.9%が消費に回った格好となる。
同期間中の人口一人当たりの所得水準は180ドルで、実質可処分所得は昨年同期より17.3%も増加している。
また、06年度のGDP成長率が9.6%に達する見通しをベラルーシ政府が示唆している。06年度のGDPが9.6%となる一方で07年度は8%〜9%が予測されている。