ウクライナの商業銀行各行により、この10月に新たにビザ、マスターカードといったクレジットカードが120万枚も発行されている。
Europay Int.によると、ウクライナ国内で利用されているクレジットカード枚数は9月から10月にかけて3315万5232枚から3435万7607枚に増加した。
11月1日時点でクレジットカード発行シェアトップには、Pryvatbankが1155万枚を発行してトップとなり、次いでAvalが483万1000枚、Nadra451万4000枚、Prominvestbank193万9000枚、UkrSibbank184万1000枚、Ukrsotsbank166万枚などとなっている。
内務省は16日、ロシア国内で知的財産を侵害したコピー商品による損害総額が2006年1−10月期の間に24億8000万ルーブル(9億3100万ドル)を上回ったことを発表した。
内務省によると、10ヶ月間に摘発された版権違反件数は6432件に上り、05年度の2924件を大きく上回った。
また、警察当局では、今年中央、北西、南ロシア連邦各区で計4社の大手偽物オーディオ及びビデオ卸業者による不法活動を取り締まっている。
警察によると、偽物オーディオなどは特にカザン(Kazan)、トベリ(Tver)、ペンザ(Penza)、モスクワ区、モスクワ市などで無許可生産されているという。
ロシアは、丁度アメリカとの間でWTO加盟協議を済ませたばかりで、早急に知的財産権の保護強化を実施しなくてはならず、WTO加盟を前に実績を残す必要が問われている。
これまでにロシアでの版権侵害は05年度だけでも17億ドルに上ると試算されており、過去5年間では65億ドルを上回っていると見られている。
リーバイスやトミーフィルフィガーなどの有名ブランドを傘下に置く世界最大のジーンズメーカーJordacheの大富豪オーナーがタリンの不動産に投資を始めたことを地元紙Eesti Paevalehtが伝えている。
若干30歳のJordacheオーナーShaul Nakash氏がタリン市内に不動産の投資機会を模索しているという。Jordacheは、2大ブランドの他にもブルースター(Blue Star)も保有しており、年間の売上げは65億EEK(約640億円)に達している。
Nakash氏はこれまでにカドりオルグの1ヘクタールの土地に建設されたマンションを売買したことがあり、その時は不動産大手のスカンスカに売却している。
Nakash氏は、この数年間に2度タリンを訪れたことがあり、最近では数ヶ月前にも半数の株式を保有するFelemin社の株式総会出席の為にタリンを訪れている。
今年、最も株価が上昇した企業としてタリーナ・カウバマヤ(Tallinna Kaubamaja)、エスティ・エヒタス(Eesti Ehitus)、バルティカ(Baltika)、サク(Saku)、オリンピック・カジノ(Olympic Casino)の5社が挙げられる。
最大の株価上昇を記録した銘柄はタリーナ・カウバマヤで、株価は109%も上昇した。次いでエスティ・エヒタスが67%の上昇を記録し、バルティカ55%、サク49%と総じて大幅な上昇となったほか、この10月に株式公開を果たしたばかりのオリンピックカジノは公開後に既に54%の上昇を記録している。
ロシアの大手携帯電話会社メガフォン(MegaFon)が06年1−9月期の中間収益を発表し、66.8%増の54億ルーブル(2億150万ドル)を記録した。
ロシア第3位のシェアを誇る同社は、1−9月期の売上高は249億ルーブル(9億3400万ドル)を計上し、05年同期比で30.7%の増加となった。
メガフォンは、2002年創業で、資本金は現在220万ドルとなっている。最大の大株主には北欧の大手通信会社テリアソネラが35.6%を保有し、そのほかの大株主にはTelecominvest(31.3%)、CT-Mobile(25.1%)、IPOC International Growth Fund Ltd(8%)がそれぞれ株式を保有している。