大手船会社タリンク(AS Tallink Grupp)が社員の給与を5〜30%引上げ、平均でも15%の昇給となることを示唆している。
同社では、今後も給与水準の引上げを示唆しており、現在の昇給率が続くと4年後には社員の平均給与は2万1800EEKになると見られている。
現在の社内の最低給与は月7200EEKで、平均では1万2500EEKとなっている。
ヴィルショッピングセンター(Viru Center)がイタリアの生活様式ショップ『Felicitalia』とのテナント契約を家賃滞納と契約違反を理由に契約解除したことを明らかにした。
Felicitaliaはこの5月に店舗を開店させた新規店で、6月末から家賃の滞納が始まった。ヴィルセンターとしては、店舗オーナー側の契約内容の遵守が出来ないと判断し、家賃の支払いが期待できない以上、契約解除しか残された選択はないとの判断から解除を通知した。
ヴィルセンターには、現在ショップ、レストラン、カフェなど100店舗が入居している。1日に3万2000人の訪問者があり、昨年度の売上高は14億3000万EEKであった。
鉄鋼商社国内最大手の1社であるInpromが06年第3四半期の収益が31倍増の6381万2000ルーブルとなったことを2日発表した。
06年第2四半期との比較では、利益は323.63%の増加となる。同社では今期の利益拡大の背景は、季節要因を主体とした売り上げ増と市場にマッチした価格体系から上がる収益性の向上が上げられるとしている。
同社は、国内に21の支社を展開し、親会社に投資グループの持ち株会社Inprom Groupがある。
ロシア軍がこの程、アメリカ議会が報告した発展途上国との武器売買の契約高報告書の中でロシアがフランス、アメリカを差し置いて世界一の武器輸出国となったことを否定する公式見解を発表した。
米議会調査サービスが報じた同報告書では、05年度にロシアは70億ドルの契約を結び、その内の23.2%が発展途上国であったと紹介されている。
同じくフランスは63億ドルの契約高で、20.9%の取引が発展途上国であったとしている。アメリカについては62億ドルの契約高で途上国の占める割合は20.5%であったことになっている。
ロシア側の分析では、アメリカは当年81億ドルの契約があり、実際の発展途上国向け比率は45.8%もあったとされている。ロシアは第2位となる27億ドルで比率も15.2%と低く、次いでイギリスが24億ドルで同じく13.6%とアメリカの3分の1以下であった分析された。
連邦軍事技術協力局のAlexander Denisov副代表によると、ロシアとしては確かに武器輸出で世界一の座を目指していることは認めるものの、現実はまだまだアメリカの足元にも及ばない現状にあるという。
しかしながら、04年度の米議会で報告された当時の武器売買高でもロシアは54億ドルの契約があったと報告されている。
ベラルーシの06年1-9月期の貿易総額が308億7000万ドルに達し、05年同期比で32.7%の増加を記録した。
統計分析省によると、輸出額は27.3%増加した147億4800万ドルとなり、輸入額も38%増の161億2300万ドルとそれぞれ増加した。
輸出額が輸入額を上回ったことで、貿易赤字は13億7500万ドルとなった。
ベラルーシにとって対CIS諸国向け貿易が全体の過半数を占め、CIS向け貿易額は30.4%増の169億1100万ドルとなった。輸出入額の詳細は、輸出額が19.1%増の61億6000万ドル、輸入額では38%増の107億5000万ドルであった。
非CIS諸国向け貿易では、貿易額は35.5%増の139億6000万ドルに達した。輸出が33.9%増の85億8700万ドル、輸入で38.1%増の53億7200万ドルをそれぞれ記録した。