ガスプロムバンクは18日、06年1-8月期の収益が59.3%増加した137億ルーブルとなったことを発表した。昨年同期の収益は86億ルーブルであった。
同行の税引き前収益は、昨年同期の114億ルーブルから69%多い193億ルーブルであった。銀行資産も47%増加し5752億ルーブルに達した。
ガスプロムバンクは1990年に資本金200億ルーブルで設立され、大株主には親会社のガスプロムが87.49%の株式を保有し、その他に12.55%の株式をNew Financial Technologies LLCが保有している。
06年第2四半期のラトビアの賃金上昇率(時給計算)が22.7%を記録した。賃金上昇が顕著となったバルト3国各国では、リトアニアが21.1%、エストニア16.4%とどこも上昇幅が大きく、EU25カ国ではその他にチェコが二桁増となる10.1%の上昇となった。
EU25ヶ国中、賃金上昇が最も低い水準に留まったのはドイツとマルタで共に0.7%となり、次いでスウェーデン1%、オランダ1.6%と続いた。
Eurostatによると、06年第2四半期の水準と05年同期との比較では、EU25ヵ国では3.1%の上昇であった。
9月に首都キエフのワンルームマンション価格が3.6%上昇し、1平方メートルあたり8664.8UAH(1353.8ユーロ)で取引されている。
オンラインコンサル会社Nerukhomistによると、ツールームのマンション価格が9月8日から15日の期間に5%の値上がりがあり1平方メートルあたり9298UAHで取引され、スリールームでは同様に3%の上昇となる8801.8UAHの値がついている。
エストニアの中央銀行であるEesti Pankは15日、エストニアの第2四半期の経済成長率が安定成長とされる水準を4〜5%上回る水準にあると言及している。
同行によると、エストニア経済は国内の強力な消費需要や海外からの借入れ増、可処分所得の増加などにより牽引されている。
また、同国経済の懸念材料として賃金上昇の速度に対して生産力が追いついてないことを挙げている。最終確定はまだされていないが、第2四半期のGDP成長率はエストニアが世界最大となる公算が高い。
ロシア関税サービスがロシアで原油輸送事業を独占するタトネフチに対し、平均2%の輸送料の値上げを許可したことを15日発表した。実際の値上げは10月1日から施行される。
これまでにタトネフチは当局に対して値上げを承認するように何度も嘆願していた。同社では、値上げ交渉の理由として、8月にロシア最大の銀行スベルバンクから得ていた6年与信650億ルーブルの一括返済を模索していた。
同与信は東シベリア-太平洋石油パイプラインの建設の為に準備されていた。