ハンガリーのスズキ自動車子会社のMagyar Suzuki Rtが北ハンガリーのEsztergom工場でSX4新モデルを生産開始したことを27日発表した。同社では、今年6万台の同新モデルを生産する計画を予定している。
今年、同社では17万台の自動車を生産する計画で、08年度には30万台まで生産能力を拡大する中期計画を掲げている。
Magyar Suzukiは、05年度に3000億フォリントの収益を計上しており、今年は4000億フォリントを目指している。
モスクワの不動産価格が今年、既に急上昇を記録しており03年度につけた過去最高の上昇率を上回る可能性が顕著になってきた。03年当時のマンション価格は年間40%の上昇を記録していた。
不動産価格の高騰は、経済発展によるものが大きいが、その他にも市民による消費を急ぐ傾向があることで既存の住宅用物件や販売主の販売価格の設定が引き上げられる傾向にある。
大手不動産開発業者では、販売価格を大きく引き上げる風潮が顕著で、SU-155やPIKなどでは、昨年12月以降に不動産価格を平均15%引き上げたところも出始めている。その他にはNovaya Ploshchadが06年1月以降に10%の価格引き上げを行っている。
昨年10月11月の需要増により12月期の不動産価格は急激に値が引き上げられたことをモスクワ建設投資庁が明らかにしている。
ウクライナの石油ガス最大手ナフトガス傘下の石油会社ウクルナフタ(Ukrnafta Oil Company)が地下倉庫に貯蔵されている天然ガス備蓄6億9500万㎥を公開入札にかけることを27日明らかにし、売却予想価格は1000㎥あたり84ドル強になる見通しとなっている。
同入札を主催するUkrainian Agrarian Exchangeでは、付加価値税を含まない金額として、6億9538万5000㎥のガスを2億9350万UAH程度で落札されると予測している。
落札では、落札者は全額を前もって支払う必要があり、その他にも地下倉庫からのガス抽出経費や運送代金も負う必要がある。
ロシアの05年第4四半期の名目賃金が一昨年同期から26%の上昇を記録している。実質賃金では11%の上昇となる。
鉱山業の賃金は15%減となった一方で、製造業、建設業、貿易などでは賃金は20〜25%ほど上昇した。
闇収入を除く収入は、平均月給で昨年末には約8800ルーブル(260ユーロ)に届いており、賃金上昇が最大となったエネルギー業と金融産業では平均賃金は2万ルーブル強となっている。
賃金は業界別で、製造業約9000ルーブル、貿易約6300ルーブル、健康産業および教育産業で6000ルーブルなど。
中央統計局(KSH)は24日、ハンガリーの05年11月期から06年1月期までの失業率を05年8-10月期の7.3%から7.5%まで上昇したことを発表した。
期間中の失業者数は4万2000人増の31万7600人となった。
また、就労者数は期間中、約400万人となり、就労率では54.6%であった。全就労者数の19.8%を占める15〜24歳までの失業率は18.8%となった。
失業状態にある45.9%が1年以上の失業にあり、平均失業期間は16.2ヶ月と長期間にわたるようになっている。
Eurostatによると、ハンガリーの05年12月期の失業率は7.2%で、EU15カ国平均の7.5%、EU25カ国平均の8.4%をそれぞれ下回る水準であった。