ロスクレネグロのOleg Palchikov代表は30日、06年上半期の1000㎥あたり95ドルのウクライナ向けガス価格が、下半期には適応されることはないとテレビ番組の中で示唆した。
Palchikov氏は番組の中で、ウクライナ向けのガス価格はCIS諸国の中でも最も低い価格の一つで自国に天然ガスの輸送パイプラインを保有していることでそのメリットを享受していると語っている。
ロシア人の7割が生活費の余剰分を衣服に振り向け、預貯金が後回しにされている。42カ国を対象としたACニールセンが行った調査報告の中でロシア人の多くが生活費の支払い後に残る余剰金を先ず先に衣服などに振り向けていることが報告された。
ロシア人の5%で生活費の支払い後に、全く残金が残らない水準の生活を強いられており、世界平均の10%のほぼ半数とこのところの生活レベルの向上が伺え知れる。
生活余剰金の多くの使途について、ロシア人の70%で衣服などの購入に振り向け、51%がIT関連商品に費やすと回答を寄せている。世界全体を対象とすると、35%の回答者で不可分所得を衣服に回し30%をIT商品の購入を重視しているという傾向が出ている。
消費傾向が強い国民としては、アメリカとポーランドが上げられ、全体の22%がすべてを消費に回し、一切預貯金を持たないことが判明した。
05年度のリトアニアの国内総生産が7.3%となり、当初のあらゆる予測を上回る結果となった。昨年当初のGDP予測は、6.5%〜7%の範囲であった。
結果的に2005年度のGDP成長率は、国内最大手の銀行SEB Vilniaus Bankasが予測した6.8%の他、財務省7%、大手行Nord/LB Lietuva5.9%などをすべて上回った。
各アナリストでは、昨年の経済成長は、リトアニア経済がエネルギーの価格高騰や賃金の上昇などにも果敢に対応したことの証であるとし、ドイツ向けの輸出などが経済発展を大きく支えたことが大きいと分析している。
大手および中堅企業による収益合計が連邦統計局から30日発表され、05年1-11月期の期間中、企業収益は全体で35.2%増の2兆7190億ルーブル(958億ドル)に達したことが分かった。
黒字計上を果たした企業は4万5900社で、総額は2兆9680億ルーブルとなり、一方で赤字計上となったのは2万4200社で総額2491億ルーブルを記録した。
04年度1-11月期の収益合計は、2兆116億ルーブル(692億ドル)の黒字であった。
エストニア政府が2001年にエストニア鉄道を10億EEKで売却したBRSから同鉄道株66%を買い戻す契約にほぼ合意したことを示唆した。
現在、中央政府ではBRSから同鉄道の買い戻しに22億EEKを支払うことを提案しており、BRSが請求する26億EEKとの溝を埋める作業が続けられている。
政府では、今週中にも最終的な買収案の詳細を決定させる意向であるとしている。



