元Eesti Uhispankの代表者を務めたAin Hanschmidt氏によると、将来タリン市は北欧のエンターテイメント中心都市へと変貌する可能性を秘めているという。
Hanschmidt氏は20日、タリンク・グループの株式総会で自身が秘める事業計画としてタリンク・シティ構想をぶち上げた。
同氏によると、同構想は、ラスベガスのようなところと比較するわけにはいかないとしながらも、『スカンジナビア諸国には十分なエンターテイメントを楽しむ場所が欠落している』と総会に集まった人々を前に大きく自身の構想を語った。
構想の中には、ドイツのデュッセルドルフにあるようなアルペンスキー施設の建設なども有りえるとしている。
同氏の構想の背景には、もしタリンクが今後も事業の拡大を模索するのであれば、より多くの観光客を如何にタリンへ誘致するかを考えなくてはならないといったことがあると見られている。
ロシアの大手出版元Trader Classified Media NVが東欧事業部門のTrader Media Eastをロンドン証券取引所に上場させる意向であることを23日発表した。
Trader Media Eastでは、メディア事業をCIS、ハンガリー、クロアチア、ポーランド、バルト3国などで手がけている。また、ロシアでは、日刊紙のほか、Iz Ruk v Ruki、Optovik、Avto、Work Todayといった雑誌やインターネットサイトwww.job.ru、www.job-today.ru、www.auto-photo.ruなどを運営している。
上場へ向けた主幹事をモルガンスタンレー、クレディスイスなどが引き受け、そのほかの幹事にJPモルガン、ABMアムロ、BNPパリパなども参加する。
英経済誌ファイナンシャルタイムスによる同社の上場価値は約6億ドルから7億3000万ドルと試算している。
デンマークの巨大な貿易黒字が実はとても壊れやすい経済構造に支えられているものであるとDanske Bankが警鐘を鳴らしている。世界的な石油価格の高騰で海運業界の経費が同じく高騰したことを受けて、デンマークの海運業もそのメリットを享受している。
Danske BankのアナリストSteen Bocian氏によると、石油輸出と海運業を省いた場合の経済は、約500億DKKの貿易黒字が吹き飛んでしまう。
また、同氏は現在の貿易黒字の傾向は今後も引き続き拡大する方向ではあるが、既に危険水域に入っていることに注意を払う必要があると警告している。
UralSib Bankの05年度の収益が04年度の11億800万ルーブルから800%増となる100億460万ルーブルまで急拡大を記録した。
同行の急成長は主にAvtobank-NIKOIL、BIB Bank、IBK NIKoil、Kuzbassugolbankとの合併から組み込まれたものとなっている。
UralSibグループの資産高は昨年末の時点で4550億ルーブルにまで拡大した。
ロシアの最大手石油会社ルクオイルが2010年までにベラルーシの自社ガソリンスタンド網を3倍増にまで拡大する計画を立てている。
現在、ルクオイルではベラルーシに45のガスリンスタンドを運営しており、市場の7.5%から8%を押さえている。同社では、2010年までにガソリンスタンド網を120〜150箇所まで拡大し、シェアを20%まで引き上げたいとしている。