30日、ティモシェンコ首相がウクライナに新たな製油施設を建設する予定であることを明らかにした。同首相によると、新製油所は、Feodosia石油ターミナル周辺を予定しているという。
ティモシェンコ首相は、施設建設へ投資家や資金については、既に交渉中であることを示唆している。
5月中旬にティモシェンコ首相は、オデッサに大型製油施設を建設することを明らかにし、1年半近く掛けて建設を完工すると語っていた。
現在、ウクライナには6つの製油施設があり、年間5100万トンの石油を製油している。
サンクトペデルブルグに5億ドルを投じて06年にもITパークが建設される見通しだ。同パークは、通信大学の敷地に建設され、周辺地域45ヘクタールを含む大規模パークとして08-09年に開業を予定している。
情報技術省のDmitry Milovantsev通信大臣補佐官は、建設計画は現実的なスケジュールで、近く計画に承認が出される方向であると29日示唆した。
中央政府では、同計画では、経費の20%を連邦及び地方予算から負担することにしており、同パークのインフラに政府支出分が振り向けられる計画となっている。
ITパーク建設へのアイデア募集は9月にも行われ、建築計画なども遅くとも10月には決定が下される。このITパーク構想には、大学施設、大手IT企業、ロシア企業のビジネスセンターなどの誘致が含まれる。
中央銀行によると、ブルガリア経済はこの3ヶ月間に6%のGDP成長率を持続している。今年、年初の時点での経済予測では、ブルガリアの国内総生産は5.4-5.8%の成長が予測されいる。
中央銀行では、好調な経済成長の背景を、外国からの直接投資や融資が急増していることなどを挙げている。
今年1-6月期のブルガリアのインフレ率は1.2%の水準に落ち着いているが、下半期にはインフレ率は3.5%まで跳ね上がると見られている。
ロシアの主要証券取引所の一つRTSを傘下に置くロシア・トレーディング・システム(RTS)は28日、04年度の総収益が350%増の1億5546万9000ルーブルまで急拡大したことを発表した。
04年度にRTS の総資産は88%増の5億2930万ルーブルまで拡大し、資本および準備金は87%増加し4億6200万ルーブルとなった。昨年の売上げは29%増の5億4200万ルーブルで、税引き前利益は334%増の2億700万ルーブルを記録した。
RTSグループ傘下には、RTS証券取引所、サンクトペデルブルグ証券取引所などの証券市場が含まれている。
国際通貨基金(IMF)の試算によると、モルドバはエリトリアに次いで海外で就労する自国民による送金総額で世界第2位であるという。
昨年、海外で働くモルドバ人がモルドバへ送金した総額は7億100万ドルに上り、一昨年からは2億4000万ドル増加した。昨年の送金総額は、モルドバのGDPの約3人の1を占める規模にまで達している。
調査時点に海外で就労していたモルドバ人は、総数で57万1000人に上っており、そのほかに海外で就労することを望んでいる国民は69万人にも及ぶ。
海外で就労するモルドバ人の58%がロシアで就労しており、その大半が男性で占められている。次いでイタリアでの就労が多く、こちらでは女性がその大半を占めている。イタリアで就労するモルドバ人の平均月収は900ドル程度となっている。