大手靴メーカーWojasが今後2年間に新たに30店舗の新規店を開設し、既存の50店舗体制から80店舗体制へと拡大路線に舵を取ることが判明した。
Wojasでは、今後、近隣のハンガリー、チェコ、スロバキア、リトアニア、ラトビアなどで同社製品を販売していく計画で、ポーランドが昨年EUに加盟したことで市場拡大に弾みがついた一方、中国からの廉価な靴が急速にシェアを獲得していることから新たな販売先を求めて、近隣諸国へ進出することを決定した。
Wojasでは現在、年間70万足を生産している。
大手天然ガス会社ガスプロムが99%の株式を保有する石油化学会社Siburが世界的な価格上昇の恩恵を受け、05年上半期の総収益が89%増となったことを22日発表した。
Siburの総収益は、04年同期の57億ルーブルから108億ルーブル(3億7900万ドル)まで拡大した。年初からの6ヶ月間に同社では59億㎥の石油ガスを製造し、売上げ高は20%増の482億ルーブルとなった。
現在、親会社に当たるガスプロムではSibur資産を新会社AKS-Holdingへ移転させ、その後、株式を証券市場もしくは機関投資家などへ売却する計画を立てている。
これまでにガスプロムでは、BASF、Dow Chemical、PetroChinaなどとの間でSibur株の売却交渉を行っている。
ウクライナで第3位の自動車メーカーBohdan Holdingが日本のいすゞ自動車と提携し、欧州やCIS諸国での事業を共同して進めていくことを20日発表した。
両社の合意は、ユーシェンコ大統領の日本訪日に併せたもので、ウクライナ側の狙いは、いすゞの欧州での販売網を使ってBohdan社の自動車を販売していくことと見られている。
ロシア国内最大手の石油会社ルクオイル(LUKoil)がベネズエラの天然ガス開発計画Rafael Urdanetaの入札に関し、如何なるコンソーシアムにも参加しないことを21日表明した。
ルクオイルによると、今件において如何なる企業ともコンソーシアムを組むことは協議していないという。
不参加を決めた背景には、ルクオイルとしては、同プロジェクトにはコンソーシアムのメンバーとしてではなく、単独で入札に参加することも選択としていることなどがあると見られている。
イギリスの経済誌Euromoneyが7月号の中でハンガリーの最優秀銀行を選出した。7月号のEuromoney 2005で、OTP銀行を質、サービスなどすべてで最高の評価を得たとしてハンガリーの最優秀銀行とした。
同行の04年度の収益が46%の拡大を記録したことなどが評価を大きく引き上げる結果となった。