ロシア連邦統計委員会は20日、今年1-5月期の貿易黒字が昨年同期の311億ドルから54.9%増の482億ドルまで拡大したことを発表した。
期間中のロシアの貿易額は36%増加した1362億ドルを記録した。年初からの5ヶ月間における輸出高は40.6%増の922億ドルに達し、一方の輸入高は27.4%増の440億ドルであった。
香川県のビジネスマン36人がこの20日からカウナスを訪れる予定となっている。
諮問団は、カウナス市政府や地元の企業を訪問する予定としており、カウナスへの投資機会について協議を図ることを目的に今回のスケジュールが作成されている。
日本から参加するメンバーは、通信、小売、運輸、ロジスティック、観光、電子、出版など多種多様な業種からの参加となっている。
経済発展商務省のゲルマン・グレフ大臣は19日、05年1-6月期の国内総生産(GDP)が5.6%であったことを明らかにした。
グレフ大臣は、6月期のGDPが予想を上回る水準となる6.7%となったことで、年初からのGDPは1-5月期の5.4%から5.6%の水準まで引き上げられたと言及した。
ロシア経済は、03年7.3%、04年7.1%と高成長を続けてきていたが、今年に入り経済成長に鈍化が見られるようになっていた。グレフ大臣は、月初にアナリストが今年のGDPを5-5.2%と予測する中、強気の8.5%を経済省では見込んでいると示唆していた。
モルドバ政府は18日、電力市場の開放手続きの締切日を07年7月1日まで延期することを明らかにした。
当初モルドバ政府は、05年3月10日までに国内の電力市場を開放するスケジュールを立てていた。しかしながら、アナリストらの意見を踏まえ、モルドバの電力市場は依然未熟な段階にあり、早期の市場開放には時期尚早であるとの判断に傾く結果となった。
このまま市場開放を行った場合、電力市場は外国勢に独占され、最終的に電力料金は政府が期待する値下がりではなく、結果として予想以上の高騰を招くことが懸念されていた。
ロシアでダイヤモンドを独占するアルロサ(Alrosa)は、今後中国を主要取引先の一つとし、中国に自社のサイトホールダーを設ける準備に掛かっていると18日発表した。
アルロサでは、海外に代表オフィスの立ち上げを急いでおり、主に現在はアントワープを海外事業の主体としている。中国市場開拓の為に新たに設けられる代表オフィスは恐らく香港になる予定。
香港オフィス立ち上げ後は、世界でも急成長を果たしている巨大市場に打って出ることになる。