ブルガリア国立統計機構の調査によると、国内の障害者の13%のみが仕事に就いているというショッキングなニュースが報告された。
ブルガリアには、現在、何らかの障害を持つ国民は26万人以上いると見られている。身体障害者人口の10%は年齢29歳以下とされ、障害とされる最大の疾病は精神病で、若年層の30%が患っている。
また、障害を持つ市民の半数は、高等教育を受けていないという。
プーチン大統領は21日、高騰する石油価格が部分的ではあるが貧困を解決する手助けとなっており、一方でオイルマネーの拡大により政府が目標としているインフレ率の達成が難しい状態に瀕しているというロシアの現状について示唆した。
現在のロシア経済の最大の懸念材料は、オイルマネーの大量流入により、中央銀行やロシア政府が設定しているインフレ目標が達成不可能な状況に追い詰められ、且つ、ルーブル高からなる製造業などの輸出業者への影響が大きく懸念される時期に来ていることとされている。
精密機器メーカー駿河精機が北ポーランドのグダニスク(Gdansk)に金属工場を建設する計画で、同社初の欧州進出となることが明らかになった。
同社では、工場建設に数百万ユーロを投資する意向としており、工場の建設予定地は特別経済特区内とし、06年4月にも着工を始め、07年1月には操業を始める計画としている。
コノコフィリップス(ConocoPhillips)がルクオイル(LUKoil)と共同で事業を行う合弁事業の株式取得へ5億ドルをルクオイルへ支払う予定であることをルクオイルのLeonid Fedun副社長が20日明らかにした。
同合弁事業では、ルクオイルは株式70%を保有し、残りの30%をコノコフィリップスが保有することになっている。合弁事業は、Timano-Pechera石油田の開発を事業目的としており、計画では08年までに日産約20万バーレルの生産を行うとしている。
また、合弁事業で生産された石油は、パイプラインを経由し、ルクオイルの石油ターミナルまで運ばれ、最終的には外国市場へ輸出する計画とされている。
ユーシェンコ大統領は16日、05年度の経済成長率を今年下半期からは拡大傾向に転じるとの見地から最終的に7%-8%まで拡大するという見通しを明らかにした。
今回の経済予測は、願いとも取れる目標指数とされ、5月期に急停止した経済への期待を込めた内容と見られている。
統計委員会では、先日、5月期のGDPが3.6%成長であったことを発表しており、5月のGDPは過去3年間で最も悪い指数を記録していた。
ユーシェンコ大統領は、今年のインフレ率についても8%程度になるという見通しを明らかにしている。