シンガポールのラッフルズホールディングス(Raffles Holdings Ltd)は2日、子会社のOsauhing Evans KinnisvaraがTornimaeホテルとの間でホテル運営の契約を結び、エストニアの首都タリンに高級ホテルを07年から開業する計画であることを発表した。
新ホテルの名称はSwissotelとされ、28階建ての高層ビルに総部屋数239室の巨大ホテルとなる見込み。
ロシアの天然ガス事業を独占するガスプロムが国営の石油会社ロスネフチの株式100%を買収する形で両社の合併作業が進むことが明らかになった。
両社の合併により注目されるユガンスクネフチェガスの取り扱いについては、両社の合併とユガンスク社のガスプロム入りは別扱いとすることをガスプロムのアレクセイミレルCEOが2日NTVテレビの番組内で示唆した。
両社の合併の結果、ガスプロム株38.37%を保有するロシア政府が実質ガスプロムを支配下に置く事になるほか、ユガンスクネフチェガスはロスネフチから切り離され、政府が100%を保有する国営企業となる予定であるとミレルCEOが明らかにした。
昨年のTallinna Kaubamajaグループの売上高が20億EEK(1億2920万ユーロ)となったことを1日同社が発表した。売上高は一昨年の18億EEK(1億1250万ユーロ)から15%拡大したことになる。
売り上げを伸ばした一方、昨年1年間での収益は一昨年期比12%減の5810万EEK(370万ユーロ)となり、収益減は昨年4月に行った売り場面積の拡大が収益増に結びつかなかったことが原因とされている。
経済開発貿易省のStanislav Ananyev氏は1日、天然ガス価格の高騰などによりガスプロム(Gazprom)には04年度分の配当金として1株1ルーブル(0.036ドル)を配当する十分な余力を有していると示唆した。
03年度に1株0.69ルーブルを配当しているガスプロムが1ルーブルを配当した場合、配当率は03年度期比で47%増となり、総額では03年度の160億ルーブルから235億ルーブル(8億4840万ドル)まで跳ね上がることになる。
大株主である政府では、2日に予定されているガスプロムの05年度投資計画に04年度の配当金が幾ら盛り込まれるかに大きな期待を寄せている。
03年度の配当金の分配時には、政府がガスプロムが提案した310億ルーブルの配当計画を否認し、160億ルーブルを配当させ、残額を新規投資などに振り向けるように指示していた。
ウクライナ副次メタル協会(UAVtormet)によると、1月のウクライナの鉄屑輸出が20.8%減の16万2900トンとなった。昨年12月にはウクライナから17万5700トンの鉄屑が輸出されていた。
同協会では、2月の輸出額も15万トンを超える水準にはならないとしており、新規契約を何れかと結ばない限り、同様の水準が続くとしている。
昨年のウクライナでは、鉄屑輸出は35.2%増加し244万トンを輸出していた。