ヴォルクスワーゲンは13日、ロシア内の正規代理店での自動車販売台数が一昨年期比19.7%増となったことを発表した。
同社は、04年度には03年度に販売した7408台から約20%増となる8866台を販売した。オフロードカーの販売は7588台となり、商業車両の販売は1278台であった。
昨年最も売れた車種はPassatで2444台が販売され、次いで03年度から販売が始ったSUV Touaregが1908台であった。
CIS圏内政府統計委員会は12日、1−11月期のベラルーシの工業生産増加率が15.8%増となり、同圏内で最高となったことを発表した。
各国の増加率は、ベラルーシに次いで、タジキスタン13.8%、ウクライナ13.4%、カザフスタン10%、モルドバ6.6%、ロシア6.2%、アジェルバイジャン5.7%、キルギスタン4.9%、グルジア3.9%、アルメニア1.4%など。
また、1−11月期のCIS圏内での平均GDPは7%増となり、各国のGDP成長率は、ウクライナが12.4%となり、ベラルーシでは11.1%、タジキスタン10.5%、アジェルバイジャン10%、アルメニア10%、キルギスタン6.4%などであった。
GAZ社は12日、2004年度に15.7%増の23万1336台の自動車を生産したことを発表した。売上高は、8.7%増となる441億7600万ルーブル(15億7700万ドル)に達した。
生産台数23万1336台中11万7043台はトラックで、03年度期比で8.1%増となった。
昨年ラトビアでの輸入車販売が過去最高を記録した。昨年1年間での輸入車の販売台数は、一昨年より29%増の1万1256台となった。
シェア最大となったトヨタの販売台数は1335台となり、12月単月では104台の販売であった。第2位にはルノー社が998台を販売し、12月には126台であった。
次いで、マツダ869台、ヴォルクスワーゲン833台、現代779台、プジョー692台などとなった。
連邦国家統計局によると、昨年のロシアのインフレ率が11.7%となった。食料品価格は12.3%、非食料品価格では7.4%、サービス価格では17.7%とそれぞれ上昇した。
ロシア経済省が当初発表していた04年度のインフレ率予測は10%程度と見られていたが、昨年11月に11.5%に予測を見直していた。
また、12月のインフレ率は1.1%となり、毎日平均0.037%の物価上昇を記録していた。モスクワでは、12月の物価は0.9%上昇し、04年度通年では11.5%となった。同様にサンクトペデルブルグでは、12月の物価は0.8%上昇し、通年では12.7%であった。



