ウクライナ国立銀行が06年上半期にウクライナの国家、地方、民間が抱える外国債務総額が388億1800万ドルから7%増加した415億6600万ドルとなったことを明らかにした。
国家としての外国債務は7月1日時点で115億1900万万ドルとなり、その中には外貨建て国債として51億1900万ドル、長期借入れとして64億ドルなどが含まれている。
また、銀行による債務はこの半年間に79億1300万ドルにまで増加し、年初の62億1700万ドルから17億ドル近く拡大した。
7月期の失業率が0.2%低下して2.5%の水準まで改善を見せている。
統計委員会によると、8月1日の時点で70万人が失業登録を行った。国内で最高の失業率を記録したのはRivneとTernopil地区でそれぞれ4.6%を記録し、一方で最低の失業率を首都キエフが記録した。首都キエフでの失業率は0.3%であった。
7月期に総額1億2930万UAHの失業保険金を58万4900人が受け取り 、一人当たり221.01UAHをそれぞれが受給した。
9月に首都キエフのワンルームマンション価格が3.6%上昇し、1平方メートルあたり8664.8UAH(1353.8ユーロ)で取引されている。
オンラインコンサル会社Nerukhomistによると、ツールームのマンション価格が9月8日から15日の期間に5%の値上がりがあり1平方メートルあたり9298UAHで取引され、スリールームでは同様に3%の上昇となる8801.8UAHの値がついている。
中央銀行であるベラルーシ国立銀行が国際経済発展銀行(International Bank of Economic Development)のベラルーシルーブルおよび外貨の取り扱いに関する営業免許を剥奪したことを明らかにした。
国立銀行では、9月8日に同行が銀行業を行う上で十分な資産を持ち合わせていないとして営業免許の剥奪を決めている。
ウクライナの石油ガス会社ナフトガス(Naftogaz)が05年度の損失額が3億6800万ドルに及んだことを13日明らかにした。
同社は、外国金融機関より10億ドル弱の借入れがあり、短期債務の支払いや新たな投資事業に割り振っている。同社によると、昨年度の長期債務は一昨年期比で2倍増となる13億7000万ドルに達している。