1-3月期の実質GDP成長率が8.6%となったことをビクトル・ヤヌコビッチ首相が政府改革委員会で示唆した。
効率的な改革は、ウクライナにとって重要で、政府は経済成長を支える次なる一手を模索する必要があると同首相が同委員会で語っている。
経済省が07年度の経済成長率を7%と予測している。
Anatolii Kinakh経済相が、今年のGDPを6.5%を上回り、7%に達することを示唆している。また、同相は、インフレ率について、3月期は1%を切った水準に留まる一方、第1四半期では8%のインフレ率と言及した。
ウクライナの証券インデックス(PFTS)が月曜日から連日過去最高値を更新し続けている。
月曜日に809.17を付けた後、火曜日には831.73にまで値を上げ、水曜日も833.63で取引を終えている。
同インデックスは、今年年初の498.86から67.1%も値を上げている。
先週、ウクライナ証券市場のインデックスで過去最高となる785.11をつけ、1週間で98.78ポイント値を上げた。
市場取引高も4億1867万5000UAH(6441万ユーロ)に上り、株式市場だけでも8237万7000UAH(1267万ユーロ)と大商いとなっている。
特にエネルギー関連企業の株式の取引が多く、欧米やロシアからの資金の流入で株価を押し上げているという。
ウクライナ証券市場は、引き続き上昇傾向にあり、Donbasenergo、Dniproenergo、Zahidenergoなどのエネルギー関連企業株の株価見直しが控えていることからも、800ポイントをつけるのも時間の問題と見られている。
モルドバ産ワインが約2ヶ月で漸くロシアに戻ってくることになるとロシアのCIS関連連邦委員会会長のVadim Gustov氏が示唆している。
同氏は、これまでもモルドバとロシアとは長い年月にわたって友好関係を築いてきており、ワイン問題だけではなく、バルカン半島向けのエネルギー関連の輸送事業でも何らかの関係を深めたいとロシア側は考えているとロシア側の意向を伝えている。