26日に行われたウクライナ大統領選で野党候補のヴィクター ユシチェンコ(Viktor Yushchenko)氏が厳しい選挙活動を終え、次期大統領に就任することを確信させる得票率を獲得した。
開票率40%の時点で、既にユシチェンコ候補はヤヌコビッチ首相を17%リードしており、勝利への勝利への最低ラインの得票率差15%というのを上回ったことから、ユシチェンコ陣営では、今回の大統領選挙に勝利宣言を発表した。
ユシチェンコ氏は、「ウクライナ政治の新時代の到来である」と述べ、勝利宣言を発した。
ユシチェンコ候補: 57.2%
ヤヌコビッチ候補: 39.1%
投票率: 76.9%
情報源:ウクライナ中央選挙委員会
<<差替え>>現地時間15時現在の投票率,54.97%に(ウクライナ)
中央選挙委員会は、15時現在で225投票区中の175区での投票率が54.97%となったことを発表。
前回11月21日の選挙では、最終的な全投票区での投票率は80.85%であった。
<<速報>>やり直しウクライナ大統領選挙,現地時間3時現在で投票率47.56%に(ウクライナ)
ウクライナ中央選挙委員会は、ウクライナ時間26日15時の時点の速報として大統領選挙の投票率が47.56%に達していることを明らかにした。
地方各地では、Dnepropetrovskaya地区が46.36%、Odeskaya地区43.32%、Poltavskaya地区49.76%、Sumskaya地区46.84%などとなっている。
ウクライナ中央銀行は16日、同行の新総裁に2000年から2002年までの期間中央銀行の総裁を勤めたVolodymyr Stelmakh氏を再任させることが内閣で承認されたことを発表した。
Stelmakh氏は、保守的な人物と評され、内閣の承認投票では450票中428票を得て、先月に辞任を表明し政界入りを明らかにしたSerhiy Tyhypko氏の後任として支持される格好となった。
ウクライナの銀行システムは、11月21日に行われた大統領選挙の混乱により大きく揺らいでおり、選挙後、外貨準備高を使い自国通貨hryvnaの防衛を続けてきていることから、今後のStelmakh氏の舵取りが注目される。
ウクライナの酒造メーカーNemiroff社は14日、今年11ヶ月間での蒸留酒の製造高が48%増の58万9000hlとなったことを発表した。
11月単独では、43%増の7万900hlであった。同社では、12月の製造高を11月期比で23%-25%増となると予測しており、年間の増産量としては60万hlを見込んでいる。
現在、Nemiroff社は、ウクライナの蒸留酒シェアの24%を獲得している。
モルドバ財務省は7日、04年1-11月期の外国借入1億300万ドルを年内に支払う意向であることを明らかにした。
同省では、当初の支払い予定額より60万ドル増額した金額を年末前までに支払いたいとしている。また、支払いの大半はロシアのガスプロム社に振り向けられる予定としており、モルドバ政府がガスプロム社へ支払い義務が生じている総額は1億1450万ドルに達している。