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暗黒の木曜日、バルト3国を襲った株価急落 |
エストニアを中心に2月8日から9日午前中にかけて証券市場を震撼させる大地震が発生した。8日エストニア証券市場は5.8%の下落を経験した。2000年以降では2000年5月17日以来となる大きな株価調整となった。 ではこの銀行が下落するほどの財務内容が悪化しているかといえば、全く違う。丁度7日に06年度の決算内容を発表し、40%を超える増収増益を達成している。 ラトビアで殆ど値崩れせず、逆に8日値を上げたのはVentspils naftaで親会社は昨年10月に34.5%の株式を取得したオランダのVitol Groupだ。5日の週初めから徐々に値を上げ、週初の2.45ラトから8日には2.66ラトまで値上がり、 |