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MEDUSA~週刊バルトジャーナル Vol.158~

 

世界のどこの証券市場を見ても株価は大きく値を崩してしまっています。

BRICsの中心国としても注目を浴び、また、この夏にはオリンピックを控えている中国が、実は今最も株価が大崩となっている市場の一つとなっています。

上海総合指数は、昨年の最高値からは-50%を超える下落となり、18日の終値は1年1ヶ月振りの安値まで値を落としています。

インド市場(ムンバイSENSEX30種)も最高値からは今-20%です。

そしてロシア(RTS)でも最近は回復基調に入った事で最高値からは-10%弱で推移し、もう一つのブラジル市場(ボベスパ指数)は-2%程度で、現状ではブラジルとロシアの株式市場の回復傾向が見受けられます。

では、MEDUSAではどうでしょうか?

弊社イチオシのエジプトを先ず取上げてみましょう!

エジプトのヘルメス指数は昨年来のサブプライム問題に殆ど影響を受けておらず、年始の世界を巻き込んだ金融危機懸念時の下落を除けばほぼ右肩上がりの上昇を続けています。

昨年の最高値(年末)から見ても現在は+10%弱となっています。過去1年間の上昇率を見ると、55%も株価指数は上がっています。

MEDESA最大の国サウジアラビア(タダウル全株指数)では、残念ながら最高値からは-18.5%程度となっています。

アラブ首長国連邦(ドバイ金融市場総合指数)も昨年来最高値からは-13%程度です。

アジアのイスラム金融の中心地マレーシア(クアラルンプール総合指数)でも株価は、-17%と正直篩わない結果となっています。

BRICsとMEDUSAをそれぞれ見てもその中でも勝ち組と負け組みが分かれていることが分ります。

現状を踏まえるとそれぞれの勝ち組は、

BRICsではブラジル

MEDUSAではエジプト

となります!

実は両国に共通点があります。

それは、両国ともそれぞれのブロックの中で最も最後に海外からの投資が大量に流入し始めたことです。

中国、インド、ロシアには世界中から投資が早々に集中し、ブラジルは若干遅れて海外資本が入ってきました。

同様にMEDUSAでもサウジアラビア、アラブ首長国連邦、マレーシアに資本が還流され、早々に経済成長が始まっています。

それに遅れ漸く経済成長が始まったエジプトでは今正にその海外資本の流入が急速に拡がっています。

この流れはまだまだ続きますので、中東/北アフリカへの株式投資を考えるのなら、エジプトは外すことは出来ないでしょう。

だから今、弊社ではエジプトに注目しているのです!

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