タリン冬景色 2010年1月
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EGYPT~週刊バルトジャーナル Vol.160~

 

スターバックスがエジプトでも大人気だ!

本国アメリカでは『人気に陰りも』って話題があがる中、エジプトでは反対に人気沸騰中である。

スターバックスでは、エジプトを新たな市場として認知し、開拓に精を出している。実際同社のエジプト法人(Starbucks Egypt)のOmar Abdelhay部長は他国と比べてエジプトでの売上高はとても上手くいっていると胸を張る。

スターバックスがエジプトに進出してたったの一年で店舗数は11にも上っており、今後も新規開店を続けていくという。

同社調べで、全店舗あたり、1ヵ月に平均15万人強がスターバックスを訪れている。

エジプトでの事業が好調な背景は、エジプト政府が税率や関税を引き下げたり、株価高騰などから消費意欲が旺盛になったことで、贅沢品にあたるスターバックスのコーヒーを嗜むことが出来る富裕層が急速に増えている事等が上げられる。

社会全体を見ても消費意欲が急速に増加したことで、企業では過去最高益を記録したり、新たな店舗展開に走るレストランなどが目立つ。

好調なエジプト事業に反して、本国アメリカでは同社の08年度収益は目標達成は難しいと見られており、好景気に沸く海外事業に依存する体制が続くことになる。

同社見通しでも、今年の株価収益率は昨年度の87%程度しか上げられないと予測している。

アメリカで躓(つまず)いている本社を横目にして、エジプトでは、今年新たに11店舗以上を展開させる予定で、政府が進める規制緩和の恩恵を最大限享受する目論見を立てている。

今後も欧米のどのチェーンブランドよりもスターバックスは新規展開の積極展開を強めるつもりだという。

*スターバックスは06年12月末にエジプトに参入し、旗艦店として、カイロのナスルシティにあるシティセンター内にオープンさせている。

その後、カイロ空港、シティスター、ヘリオポリス、マーディ、ナイルシティ・モール、カルフール・アレキサンドリア、サンステファノ・グランドプラザ、シャルム・エル・シェイクなどと次々とチェーン展開を進めてきた。

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