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SAUDI ARABIA~週刊バルトジャーナル Vol.163~

 

不動産ブームが注目されるサウジアラビアで大型投資が待たれている!

今後、住宅不足に悩むサウジアラビアでは1800億ドルが投資され、住宅不足を解消する必要に迫られているという。

Al Bawabaによると、サウジの不動産市場は、中東地域でも最も人気を呼んでいる投資対象国で、何と言っても総人口の70%がまだ30歳以下だということが、今の住宅ブームを呼ぶ起因になっている。

投資会社のNCB Capitalでは、今後7年で130万戸以上の住宅需要があり、少なくとも1800億ドルの投資が必要なんだとか。

注目地は、マッカ(Makkah)、リヤド(Riyadh)、マディナ(Madinah)、そして東部地域で、この4箇所で2015年までに1600億ドルの住宅投資が必要とされている。

この4月に家賃は実に20.4%の上昇となり、過去27年間で最高を記録するインフレ率10.5%を大きく上回っている。

家賃高騰の背景は、正に住宅不足がその原因となっている。

サウジ政府もこの状況の打開に向けて、住宅ローンに関する法律の施行を目指している。

途上国で住宅ブームが起るには、必ず住宅ローンの充実が必要となる。

一旦、住宅ローンが充実すれば、住宅投資に火が付き、住宅ブームが起ると見られている。

試算では、2012年までに住宅ローン市場は231億ドルにまで拡大する見通しだらしい。

ドバイの成功を受けて隣国の至る所で不動産ブームが始まっている中東諸国は、今、世界の中でも最も目が放せない不動産投資対象地域になりつつある。

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