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DUBAI ~週刊バルトジャーナル Vol.168~

 

景気後退も依然イギリス人の海外投資意欲は旺盛なようだ。

不動産サービスを提供するSavillsの調査部門Savills Researchとバケーションレンタルを営むHoliday-Rentals.co.ukが纏めた投資動向に関する調査で、依然イギリス人の間でドバイへの不動産投資に人気が集中しているという。 

海外不動産に投資する投資家の7割近くが経済環境の変化を危惧しているが、海外で購入した不動産先に渡航する費用を減らすつもりはないという意見が大半を占めている。

現在、実に42万5000人ものイギリス人が海外に不動産を所有しており、昨年1年間だけでも3万5000人が海外に不動産を購入している。

同調査によると、これら投資家が所有する海外不動産の時価価値は580億ポンドに達しているという。

ここ何年かの傾向は、投資家はドバイのような遠方に目を向けており、ドバイだけではなく極東の地やカリブなど世界中を投資対象として見ている。

海外に不動産を所有する人が増え、また世代がより若年化していることから、遠方まで出向くことが苦にならなくなってきているようだ。

より豊かになった多くのイギリス人にとって、所有する海外不動産先に休暇時に赴くということは現在ではブーム化している節がある。

休暇先として海外に不動産を購入したとする人達は実に67%に上っており、17%あまりは賃貸を目的として購入したと答えている。

つまり、最近の傾向は賃貸収入(雑所得)を期待した海外不動産取得というよりも、自身の休暇滞在先として遠い海を超え、海外まで出かける人が増えたということらしい。

この10年あまりで格安航空が大きくシェアを伸ばしたことでより多くの人が気軽に海外へ出かけることが出来るようになったことがとても大きい。

このことを証明するかのように最近の投資人気先の多くが格安航空が就航を決めた先もしくは就航している場所に集中している。

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