コペンハーゲン19
メールマガジン
07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

メールアドレス:

→詳しくはこちら


i-modeにて最新経済ニュースをいつでもご覧いただけます。

広告掲載について

トップ > MEDUSA情報
EGYPT ~週刊バルトジャーナル Vol.170~

 

今、エジプトの観光業界に二極化が進んでいる。

トレンドは正に既存の古代遺産観光。そしてもう一つがここ最近注目を浴び始めたレジャー目的の観光だ!

やはり、誰にとってもエジプトのイメージはギザのピラミッド、スフィンクスといったものばかりで、カイロやルクソールといった名所周りが中心になる。

最近は、こういった歴史観光を目的としたものだけではなく、スキューバダイビングや高級リゾート地滞在といったリゾート型のエジプト観光が増えている。

実はエジプトにはビーチリゾートがいくつもある。

少し前までは古代遺跡を目指して訪れていたヨーロッパの観光客も今では多くがカイロ等の観光名所を外して、紅海や地中海にあるリゾート地を訪れるようになった。

世界的なリゾートブームが加熱したことでここエジプトでも同じようにリゾート開発が進んだことで安くリゾートを楽しめるようになっている。

日本的に言えば、バリ島やパタヤ、プーケットといった地域と同じだと考えていい。

最近ではエジプトを訪れる人々の実に7割がこういったリゾート地を目指している。

つまり、既存の古代の遺跡巡りは観光客の3割に過ぎないという勘定になる。

この3割の観光客はどういった人々かと言うと、アメリカ人、日本人、ドイツ人、フランス人といったところで、一方のリゾート目的の観光客は、イタリア人、ロシア人、オランダ人、ベルギー人、スペイン人、そして北欧の人達が占めている。

ただ、アメリカ人のようにワザワザ遠いエジプトまで足を伸ばす観光客は、古代遺跡めぐりだけに留まらず、リゾート地にまで滞在するツアーが人気を博し始めている。

日本の観光客のように古代遺跡めぐりだけというのは今のトレンドからすると大分時代錯誤的になり始めている。

エジプトの魅力は、ウン千年という歴史を誇る古代遺跡、ナイル川、サハラ砂漠、オアシスといったものから世界的なダイビングスポットといったレジャーリゾートといった多種多様な観光を一度に楽しめることにある。

実際、紅海にリゾート観光に訪れた観光客でもルクソールやアスワンといった観光地に行くにしてもバスで数時間の移動で済み、一度で2度美味しいという思いをすることが出来る。

アメリカ人が好むエジプト観光ツアーのパターンは、カイロからナイル川を下ってルクソール、アスワンと周り、飛行機移動でシナイ半島観光後、シャルム・エル・シェイクやハルガダでリゾート三昧を満喫するというものだ。

リゾート地周辺では、エコツーリズムが盛んで、砂漠観光でオアシスなども楽しめる。

もちろんリゾート地ということもあり、世界的なゴルフコースも整備されていて正にいたせりつくせりとなっている。

もしエジプト観光を計画中の貴方、是非、古代遺跡めぐりだけではなく、一度エジプトの紅海リゾートにも足を伸ばしてみては如何でしょうか。

プリンタ出力用画面 友達に伝える



Copyright (c) 2004 CPGBalticsOU All rights reserved.
本ホームページの全部または一部を 無断で複写複製(コピー)することは、 著作権法上での例外を除き、禁じられています。