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DUBAI ~週刊バルトジャーナル Vol.178~

 

やっぱり始まってしまったようだ!

何かというとドバイの不動産の投売り!

まだ完成すらしていない超高層ビルマンションである『ブルジュ・ドバイ(Burj Dubai)』

今の所、世界一のビルになるとして建設中(完成後は直ぐに他に抜かれるらしいけど)のこのビル、37階まではアルマーニによるデザインでアルマーニホテルとして開業する予定。

地上162階建、尖塔高818m、軒高643.3mとなる予定なんだとか。

そのブルジュ・ドバイ、この金融危機の長期化懸念で投資家等から売却依頼殺到中ということもあり、価格が急落しているらしい。

何と下落率は売却を急ぐ投資家は、50%も値下げして売りに出している。

ついこの前に価格が10%程度下落したと紹介したけれど、その下落速度は物凄い勢いに変ってきて、売れるうちに売ってしまおうと、値引きに次ぐ値引きが起こっている。

ドバイの著名不動産会社Emaar Propertiesが威信をかけて建設するブルジュ・ドバイ、その中心を成すタワービルのマンション価格は50%も下落し、周辺のブルジュ・ドバイ自身も最低でも22%の下落が確認されている。

恐らく、ここまでドバイの不動産人気を牽引してきたブルジュ・ドバイの価格下落は一気に周辺物件にも広がりを見せるのは確実で、高騰した分、下落も物凄いものになるだろう。

ブルジュ・ドバイ内での物件価格は1平米あたり平均3500AED(9万2750円)だったものが、今は2700AED(約7万1550円)にまで値下げされている。

投機対象とされた分、その潮の引き具合ももの凄い早さだ。

アナリスト等の話では、10年程度を見据えた長期スタンスであれば、まだまだ健全な投資対象らしい。

ドバイに興味をお持ちの方は、価格急落の今、投資してみますか?!

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