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DUBAI ~週刊バルトジャーナル Vol.179~

 

このコーナーでは、最近はドバイの話ばかりとなっているが、流石にあれだけ好調を続けた不動産業界が大変調をきたしている以上、仕方が無いと言えよう。

ドバイを代表とする不動産開発会社ナキール(Nakheel)がドバイを代表とする建設計画のいくつかを継続する為に巨額の資金調達に必死になっている。

同社はパーム計画(Palm Projects)の遅れを強いられている。

そして今、同計画を継続する為に資金調達に走り回っており、最大150億ドル(約1兆3950億円)もの資金が必要だという。

同社は既に500人の従業員の解雇を発表しており、度重なる寂しいニュースにドバイバブルの崩壊が更に不動産市場に追い討ちをかけている。

同社によると、トランプ・インターナショナル・ホテル&タワーを含む800億ドル(約7兆4400億円)相当の建設計画を延期し、ゲートウェイ・タワー、ウォーターフロント、そして香港の2倍の規模を誇る人工島シリーズの建設にも遅れが生じている。

遅れなく建設が続いているのはMadinat Al Arab、Venetto、Badra及びCanal地区などの開発で、6つの人工島建設なども同様に予定通り建設を続けるという。

太陽、月、惑星などをモチーフとしたユニバース(The Universe)は延期されている。

ドバイは、不動産バブルの急停止だけではなく、欧米の金融機関への投資事業の失敗、原油価格の下落という要因にも影響され、首長国自体の破綻の危機に直面している。

当地では、ナキールだけではなく、ダマック(Damac Holding)、オムニヤット(Omniyat)、タミール(Tameer Holding Investment)なども従業員の大量解雇を通知している。

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