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EGYPT~週刊バルトジャーナル Vol.154~

 

年初からイギリス人の不動産購入先としてエジプトが大人気を博している。

Rightmove Overseasが行った調査の結果、この1月にエジプトで不動産購入を模索した人達は2万5003人に達し、07年1月時の6671人から約4倍増を記録している。

年初からの2ヶ月間の動きは凄まじく、LastMinute.comによると、エジプトへの1月、2月の旅行予約件数は38%増となったという。

エジプト観光省によると、昨年12月の観光客数は117万2000人に達し、年間を通して939万4000人となり、ほぼ1000万人に達する勢いであった。

エジプトを訪れた観光客の中では、イタリア人が最大のマジョリティーとなり、昨年は120万人に達し、次いでドイツ人(96万9000人)、フランス人(86万4000人)、ロシア人(34万1000人)、アメリカ人(25万人)、イギリス人(19万9000人)と続いている。

不動産購入を目的とした渡航者は、カイロから入国したものが全体の32%を占め、次いでシャルムエルシェイク(19.2%)、ハルガダ(11.6%)となっています。

現在、不動産購入に最も積極的なのがアラブ諸国からの人達で、外国人不動産購入者の実に72%を占め、続いて欧州が23%、そして5%が北米からの投資家となっている。

ただし、ここ最近の最大の投資家はイギリス人とアイルランド人へと変化してきており、彼等の70%はマンション購入を目指してエジプトに渡航してきているという。

今、エジプト人気となっている背景には、古代文明といった観光資源の他、エジプトにはキャピタルゲイン、相続税、固定資産税などはなく、ただ2%の登記代だけが徴収されるという税システムにあるのではないかと言われています。

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