エストニア銀行
メールマガジン
07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

メールアドレス:

→詳しくはこちら


i-modeにて最新経済ニュースをいつでもご覧いただけます。

広告掲載について

物価はドイツの2倍?!〜エストニア〜

カテゴリー: - 編集部

エストニアの物価はドイツの2倍もしているという。今週のEesti Ekspressによると、食品をまとめ買いするならタリンで買うより飛行機に乗ってドイツまで行ってまとめ買いしてきた方がお得だと報じている?!

記事では、大雑把に言うと、ドイツのディスカウント系の食料品店で買うとすると、ほぼタリン市内のスーパーで買うよりも半額以下で買うことが出来ると言う。

例えば、一番安いエメンタールチーズはタリンでは500グラム4.72ユーロするが、ドイツでは400グラム1.99ユーロで購入することが出来る。ゴーダチーズもLidlでは4.59ユーロだが、価格はエストニアの半額以下となっている。

その他にも一番安いサラミはタリンのRimiで80グラム0.73ユーロだが、ドイツでは200グラムも入って0.89ユーロで手に入る。砂糖もLidlでは1キロ0.65ユーロだが、タリンのSäästumarketの約半額といった価格だという。

市場の大きさがかなり価格に左右するとはいえ、流石に物価が2倍では、所得も踏まえるとエストニアはかなり物価高と言わざるを得ないかもしれない。


所得税率、2015年に20%まで引き下げへ!〜エストニア〜

カテゴリー: - 編集部

エストニア議会が現在21%に据え置かれている所得税率を2015年から20%へ引き下げることを承認している。所得税率1%の引き下げで被る減収分は7000万ユーロに上るといい、税収の減収をどこで埋めるかが議論されている。

エストニアでは定額税率が敷かれており、所得税は所得が幾らであっても税率は同率で、日本の累進課税と比べるとかなり税負担が軽くなっている。

所得税の税率引き下げは、国民の税負担の軽減に留まらず停滞してきた経済を更に押し上げることを目指して消費意欲を刺激することなども背景にあるとされている。しかしながら、一方で、今回の税率改正だけでは、低所得者、失業者らは全く恩恵に与れないと言った声もあり、ただ単なる所得税減税であれば雇用が新たに生まれる訳ではなく、減税と抱き合わせで新たな雇用創出を含む景気刺激策の策定の期待も上がっている。


ビジネスマン、パートナーへの信頼感は疑心暗鬼〜ラトビア〜

カテゴリー: - 編集部

ビジネスマンの実に8割がビジネスパートナーについて身元調査を行っているらしい。パートナーへの疑念は、本当にビジネスパートナーとしてやっていけるのかといったことへの疑念だけではなく、財政的に問題を抱えていないかといったことへの不安から持ち上がっている。

事業者の多くがパートナーの財政的な問題を考慮してこなかったことで現在問題を抱えてしまったと考えており、問題の根源は、経済危機時に抱えた債務を清算出来ずに借金を抱えたパートナーと事業を起こしたことにあると感じているという。

事業を行う上でその他の不安要素の一つとして、パートナーへの不安だけに留まらず、役人や代理人との間で結ぶ契約でも疑心暗鬼にあるといい、社会に相互不信が広まっているようだ。これらを踏まえると、まだまだラトビアの経済回復は当分先にならざるを得ないと言わなければならないのかもしれない。


旧市街の1割は外国人の手に?!〜エストニア〜

カテゴリー: - 編集部

不動産大手のPindi Kinnisvaraによると、タリンの旧市街地の所有者の1割が外国人になっているらしい。残りの9割は地元のエストニア人や企業、国家、タリン市政府などが所有している。

今回の調査はタリン市政府からの調査委託により行われており、旧市街地にある597つもの建物すべての所有権や利用目的、住人などが調査された。

所有権は、1割が外国人もしくは外国人オーナーによる企業が所有しているといい、これまでに散見した旧市街は外国人に買収されたと言った類の話が完全にデマであったことが証明されたことになる。

エストニア人による所有は全体の23%で、25%が企業が所有していた。その他にはタリン市が全体の15%、国家が9%、そして残りを財団等の組織などが所有している。

旧市街に居住する市民は3671人に上り、その内の78%がエストニア人で、残る22%は43カ国もの国籍の人達だという。


7 queries. 0.079 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress


Copyright (c) 2004 CPGBalticsOU All rights reserved.
本ホームページの全部または一部を 無断で複写複製(コピー)することは、 著作権法上での例外を除き、禁じられています。