何と不景気で歳入減に苦しむタリン市が今度はショップのショーウインドーに掲載される広告にも課税するという他では聞いたこともない税金を申請中だという!
店舗の大小にかかわらず、お店はどこも自身の窓にファッショナブルな服や宝石などの広告をして人目を引くように四苦八苦している訳だが、このままショーウインドーに広告をし続けると年間5万クローン(約42万7500円)もの税金が課されてしまうことになる。
百貨店大手のTallinna Kaubamajaといった店舗規模のお店も当然5万クローンが課され、本当にこの法案が通過してしまうと、タリンからお店がなくなるかどの窓を見てもただ商品が並んでいるだけの殺風景な雰囲気で街中が沈んで見えてしまう事になりかねない。
一応、今回の広告法は、国家レベルでは法的規制が存在するが、地域レベルではその効力はなく、各自治体にその決定が任されているらしい。
因みに国境町ナルバではこういった課税方法が既に導入されていて、前例がある事からも歳入に苦しむ地方を中心にこのような訳のわからない課税が増えてくるかもしれない?!
こんなことして歳入増を目指しても街が荒んで見え、観光地としての人気まで失うことにならなきゃいいけど!