ユーロがあと半年でやってくる訳だが、この経済危機と不景気の煽りを受けて、ローンの返済が滞り始めている。
これまでも徐々にではあるが、ローンの返済の滞納は増えてきたが、ここにきてそれが更に勢いを増している。
この6月のローン返済滞納件数が全体の実に7.1%という水準にまで上昇し、この流れはまだまだ終わりそうになり。
返済が滞る企業や市民が増える中、銀行の収益は順調に増えてくるという相反する状況にある。不景気の最中でも国内銀行の収益総額はこの第
2四半期に2億1200万クローン(約14億8400万円)に上り、真面目にローンを支払う国民性や巨利な各種サービス料といった収益源を背景に、銀行は最も潤っている。