人生で1度や2度はギャンブルくらいしたことがある人も多いと思う。エストニアも当然類にもれず、15歳〜74歳人口である67万5000人の内、65%もの人が15歳の誕生日を迎えた後にギャンブルしたことがあるという。
ギャンブルと言っても正直いろいろあるし、この65%人口が多いのか否かという判断は難しい。
当然、ギャンブルっていう響きには、ギャンブル場でカードゲームやスロットゲームをするイメージがあるが、ここで言うギャンブルってのは賭けごとであって宝くじの購入ってのも計算に入っている。
ここ数年は不景気もあり賭博癖のある人は相当減ったというが、賭けごとを好む人達は、高所得者や専門職の人、そして学生が多いらしい。
ここで最も問題と指摘されるのが賭けごとの低年齢化だろう。
学生によるギャンブル依存ってのも増えているようで、特に学生らが好むのはギャンブル場へ行くのではなく、ネット上での賭博行為で、簡単に始められ、簡単に賭博中毒にハマってしまう。
学生によるネットギャンブルは高校生、大学生の実に51%(調査会社Emorによると)が運試ししたことがあるという。
4年前ににも行ったギャンブル調査ではネットギャンブルをしたことがあると答えていた生徒はたったの2%しかいなかったが、今ではそれが15%にまで増えている。それを踏まえると、今の学生のギャンブル熱は流石に社会問題化する寸前なのかもしれない。