毎年、国内の有名ブランドランキングが調査されるが、今年はちょっといつもとは違った結果となっている。
毎年出版社のDienas medijiが発表する同ランキングだが、今年、第1位となったのは携帯電話のオペレーター会社であるLMT(Latvijas Mobilais telefons)であった。第1位は上位の常連という意味で大して驚きはなかったが、第2位にレストランチェーンや食品会社を経営するLidoが食い込んだ。
3位以下は、第3位がガソリンスタンドのLatvija Statoil、第4位に大手銀行Swedbank、第5位にチョコレートメーカーのLaimaが上位につけている。
実際、これまでのラトビアでは第1位には最大手銀行のSwedbank(旧ハンサバンク)が挙げられていたが、今年はその名前が上位トップ5にも入って来なかった。同行は実に4年連続で首位を爆走中だったにもかかわらずにだ!
やはり、この所の金融危機でイメージダウンを拭えなかった金融業界の名前は誰もあげたくなかったということか地元系のParex BankaやLatvijas Krajbankaの名前をあげる市民はかなり少なかった。
日頃から街中で目につく企業名が今年は特に高評価を得たということなのだろうか?!
今回で5回目となるこのブランドランキングだが、時世と共にかなり内容が違ってくるようだ。