オーストリアの雑誌Wienerinが欧州のトップスパ50というのを発表し、その中にエストニアのムフ島にある16世紀に建てられたPädaste Manor Houseが選ばれた。
地元紙Eesti Päevalehtによると、Pädasteはバルト3国及び北欧の中で唯一選ばれた最優良スパだという。
同雑誌にによると、Pädaste Manor Houseは10年前にエストニアで最も早くスパ・トリートメントを取り入れたスパで、同スパのオーナーは大臣も勤めるImre Sooäär氏である。
同氏は現在、このスパに新たに5000万クローン(約5億500万円)を投資する計画を有している。
同スパの06年度の売上高は950万クローン(約9600万円)に上り、170万クローン(約1720万円)の収益を計上している。
オリンピックカジノを経営するArmin Karu氏が景気後退からカジノ場がガラガラとなったエストニアからアメリカのカジノ市場を目指したいと示唆している。
Karu氏は、明らかにカジノに足を伸ばす人々は減少しており、これまでのように新店舗の開設による売り上げ増は続かないと見ており、09年度は、カジノにエンターテイメント性を持たせたり、新機種を投入したり、将来的にはリゾート・カジノや滞在型カジノ、ショッピングセンターを併設したカジノなどを展開していきたいという。
経済ニュースBBNによると、エストニアの大手石油会社3社が昨年収益を大きく伸ばしたという。
大手とされるStatoil、Neste、Olerexの3社は、昨年それぞれ好業績を記録し、Statoilが前年期比60%増の1億2300万クローン(約12億4230万円)、Olerexも06年度の30万クローン(約303万円)から500万クローン(約5050万円)、Neste Eestiも同様に収益が5.2%増加した。
一方で唯一Alexela Oilだけが昨年は6000万クローン(約6060万円)の赤字を出している。
ノルウェーのAS Nordic Jetlineを親会社とするフィンランドのNordic Jetline Finland Oy傘下のNordic Jet Lineがタリンとヘルシンキを結ぶ航路を廃止することを決定した。
地元紙Eesti Päevalehtによると、現在使用中のフェリーは全てスペインでの事業に移し、従業員の多くを解雇するという。
同社のMikael Granrot代表は、既に高速艇の一つをスペイン-モロッコ路線で使い始めており、タリン-ヘルシンキ路線を廃止した後は、全てスペインへ回す意向であると述べている。
ラトビア法務省がVentspilsのAivars Lembergs市長に対し、賄賂の受領や犯罪に関与したとして疑惑をかけていたが、全て事実無根であったことが明らかになったことで名誉毀損への賠償金を支払うことを明らかにした。
LETAによると、今回の決定はLembergs氏の請求に基くもので、同氏は10万4450ラッツ(約2億3400万円)の賠償金を求めていた。
法務省では、賠償金を支払うことは決めたがその支払額は2286ラッツ(約53万5000円)とされ、Lembergs氏の要求からはかなりかけ離れているが、法務省の予算ではこういった嫌疑が晴れた場合への賠償予算は、残り861ラッツ(約20万1500円)しか残っていないという。