イギリスの自動電子部品メーカーStoneridgeがイギリス・グロースターシャー(Gloucestershire)の生産拠点をエストニアと中国へ移転させる計画を練っている。
Stoneridgeは、自動車向けの電子スイッチをイギリスで生産しており、損失拡大から200人を解雇している。
今回の工場移転は、生産をイギリスで継続するにはコストがあまりにも高すぎると説明しており、近い将来米フロリダにあるサラソタ(Sarasota)の工場も閉鎖するという。
今週漸くエストニアがネット上の世界(仮想世界)を楽しむセカンドライフに大使館を開設したことを外務省が明らかにした。
エストニアは、隣国スウェーデンに追従する形で仮想世界に大使館を開設することを年初に決めていた。
4日に正式なテープカットとなったエストニア大使館は、5日から訪問者を迎え入れることになる。
同大使館内には、会議場も設置されており、そこでは公演会なども開かれる。
ラトビアの公安が100万ラト(約2億3000万円)の資金洗浄があったとして半官半民会社ラトビア郵便(Latvian post)に査察に入っている。
11月末に始まった今回の経済犯罪調査は、脱税とマネロンの嫌疑を捜査しているという。
これまでに明らかになっている事は、いくつかの架空会社からラトビア郵便の普通口座へ送金が繰り返され、総額は100万ラトに達した後、全て現金で引き出された。
現在、郵便局の一つで責任者となっている局員がマネロンに加担しているとして嫌疑が課せられている。
ラトビアの金融機関では今年10ヶ月間に昨年同期比で40.5%増の住宅ローンを融資している。
ラトビア商業銀行組合によると、10月末までに金融機関が融資した住宅ローンが45億ラト(約1035億円)に達した。
融資シェア最大にはハンサバンクが昨年期比30.4%増の12億7000万ラト(約292億1000万円)を融資し業界トップとなっており、シェアは28%を占めている。
次いで第2位にはSEB Latvijas Unibankaが6億8900万ラト(約158億4700万円)を融資し、昨年同期比32.8%増でシェアは15%となっている。
その他ではNordea Bank Finlandのラトビア子会社がDnB Nord Bankaを上回りシェア第3位となり、前年同期比で66.7%増の6億2117万ラト(約142億8700万円)を融資した。シェアを13.6%にまで拡げている。
エストニア最大の衣料品メーカーバルティカ(Baltika)の1-11月期の売上高が10億クローンとなり、前年同期比で31%を記録した。
売上高の内訳は、小売が38%増の8億8300万クローン(約92億円)で卸が4%減の1億4200万クローン(約14億7700万円)であった。11月単独の売上高は8%増の9360万クローン(約9億7400万円)。
国別の売上高は、ロシア42%増、リトアニア17%増、ラトビア10%増、エストニア8%増、ウクライナ8%増、ポーランド−5%などであった。