カウナス・ターミナルがカウナス経済特区に物流センターを設け、同地区初の企業進出を決めた。
カウナス・ターミナルはGenesta Property Trustというフィンランドの金融投資会社が所有している。カウナス・ターミナルでは、3万平米の土地に物流センターを設ける計画で、5000万リタスが投じられる予定。
物流施設はこの7月にも完成が予定されている。
ロシア国内における外国で生産された自動車販売台数が07年1-3月期に74%増の29万5469台となったことを露欧州事業自動車生産組合(AEB)が発表した。
AEBによると、所得増を背景にモスクワ及びサンクトペデルブルグを除くロシアの地方での販売が急激に伸びたことが販売台数を大きく押し上げた。
3月単独では、外車販売は65%増加した7万8104台であった。人気メーカーとしてフォードが上位にあり、販売台数は2万791台を売り上げた。その他にはシボレーがジョイントベンチャー事業であるGM-AvtoVAZの販売台数を含めて3万6735台を売上げ、トヨタが2万9368台を売り上げている。
大手銀行SEB UnibankaのアナリストAndris Vilks氏が、このところの経済環境を踏まえ、徐々に投資家等が恐怖心を増幅させていると示唆している。
新たに格付け会社フィッチが外貨及び自国通貨建て債権のデフォルト懸念が拡大しているとして、見通しを安定からネガティブに引き下げたこと受けて、投資家等がラトビアから逃げ出す危惧が持ち上がっている。
同行では、今回のフィッチの見通し引き下げに、フィッチとしてはラトビア政府が発表したインフレ対策が十分ではないと判断したことにあるのではないかと分析している。
世界一大金持ちなのは誰しも知っているマイクロソフト社オーナーの米ビル・ゲイツ氏だが、米経済誌フォーブスが対GDP比で見たお金持ち度比較ではちょっと変わった結果となっている。
同誌によると、オリンピックカジノ(Olympic Entertainment Group)の最大の株主であるArmin Karu氏はエストニアの対GDPで見た場合、資産総額は30分の1であるのに対し、ビルゲイツ氏は152分の1に過ぎないという結果となった。
Karu氏が保有するオリンピックカジノ株は、時価総額で70億クローン、実に約700億円強で、一方のエストニアのGDPは2050億クローン(約2兆500億円)となっている。
エストニア統計局によると、06年度の貿易赤字が458億クローン(約4580億円)にまで急拡大している。
05年度との比較では、赤字幅は45%、142億クローン(約1420億円)も増加している。
06年度中の貿易額は2848億クローンに達し、前年期比で27%増加し、輸出額は24%、輸入額は29%それぞれ増加している。対EU向け輸出が05年度の78%から65%に減少した一方で対CIS向けでは9%から11%に微増している。昨年は特に対アメリカ向け輸出が急激に伸びており、輸出額は50億クローンを記録した。
輸入に関しては、対EUでは前年期比25%増、CIS向けでは78%の増加を記録している。