ウクライナ人が昨年約1000億UAH(154億ユーロ)を銀行預金した。同金額はGDPの15%に匹敵し、徐々市民から銀行が信頼感を獲得し始めた兆候と見られている。
GDPの15%という数字は、ポーランドの31%、ロシアの17%をそれぞれ下回っているが、今後は拡大傾向にあると見られ、市民の生活が徐々にではあるが、安定し始めたことを表している。
銀行預金が増加した背景は、銀行への安心感の増幅した一方で、証券投資、ファンド投資などへのアクセスが進んでいないことなどが上げられている。
2006年度にリトアニアのGDPが815億5000万リタスとなり、7.4%成長を記録した。
経済成長は、主に製造業、建設業、運輸業、金融界、不動産業などが牽引した。また、去年の人口一人当たりのGDPは、2万4028リタスであった。
ロシア国内最大の銀行Sberbankが07年1月1日付けで893億ルーブルの収益を06年度に計上したことを29日発表した。
同行では、05年度に629億ルーブルの利益を上げており、06年度に42%の収益増を果たした格好になる。
ヴィルニス証券取引所の値動きが活発となった年初の動きから、ここに来て様子見といった流れが出来ている。
主要市場参加者の間で利益を確定させるための確定売りが出たことでマーケットに一服感が出始めている。
25日26日と連日で株価はほぼ全面安となり、売り発注は先週に比べて異常な規模に膨らんでいた。
今の方向性は、下落といったトレンドが続く。
中堅銀行Siauliu Bankasの証券トレーダーRimantas Janusevicius氏は、若干の下げは当然で必要不可欠だと歓迎している。
ロシアの石油会社ルクオイルがラトビアとエストニアにA-95(レギュラーガソリン)を供給し始めた。しかしながら、今の所、リトアニアへの輸出は計画していないという。
これまでバルト3国で最も人気のあるガソリンはマゼイキウ・ナフタにより供給されてきており、ルクオイルは買い手としては、バルト3国でトップ2の一角であった。
同社のバルト3国での法人Lukoil Baltijaによると、今回の輸出分はラトビア、エストニアの同社傘下のガソリンスタンド用に輸出したものだという。
今後、状況を見て他チェーンにも拡げていくことになる。