地球の割れ目
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投稿者: 編集部 投稿日時: 2006-11-6 2:02:00 (990 ヒット)

MultibankaがモスクワのSMP Bankかその株主に売却されることがほぼ間違いないようだ。

アメリカ政府からマネロン疑惑がかけられ事業が縮小の一途であったMultibankaの売却話はこの1年ずっと噂され続けてきた。

この8月に同行の大株主Vladimirs Solomatins氏は、同行では既に売却先がほぼ決まっていると示唆していたが、これまでそれが誰であるかは明かされてこなかった。

この10月26日にMultibanka側代表とSMP Bankの会長Dmitry Kalantirskiy氏がM&Aでほぼ合意したとされ、この背景にはSMP Bankの副会長Artem Obolenskiy氏が実は夏以降からMultibankaの新執行役員に就いており、両行のスムーズな役員変更が済んだことから最終的な買収が決まったようだ。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2006-11-6 2:01:00 (993 ヒット)

ロシアの在ウクライナ大使であるViktor Chernomyrdin氏が天然ガス1000立方メートルあたり130ドルという価格は、ロシアからウクライナへのプレゼントであると示唆している。

同大使は、西欧へのガス価格が230〜250ドルであることからも1000立方メートルを130ドルで購入することが決まったウクライナへは、ウクライナの指導者への実質的なプレゼントにあたると述べている。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2006-11-6 2:00:00 (1135 ヒット)

ロシアの閣僚3人が国内のアルコール類販売及び製造元追尾システムのソフトウェア導入でスムーズな導入に失敗したとして懲戒を受けている。

Alexander Zhukov副首相は、Sergei Shatalov副財務大臣、Andrei Sharonov副経済発展商務大臣、Igor Rudenya副農務大臣の3人をシステム導入の失敗と監督不行届の責任者であるとして名指しした。

同副首相は、同様に財務省、農務省、経済発展商務省の役人達も同様の責任を負うとしている。

この夏にロシアで連邦安全局を交えて導入された新システムEGAISでは、瓶詰めの輸入アルコール商品や全てのアルコール含有商品は税関や税務当局が製造元が追跡できるようになっており、模造品の撲滅を主な導入目的としている。

システム自体はこの7月1日に導入されたが、国内メーカーへは1月1日から読み取り機能を持つ新ラベル(バーコード)を貼ることが義務付けされていたが、ラベル不足やシステム機材の搬入遅れ、ソフトの誤作動などが相まって、現場では全く作動しない新システムとなっていた。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2006-11-3 2:05:00 (977 ヒット)

野党のティモシェンコ女史がウクライナ議会に対し、高級官僚が国内ガス市場で不法に関与し、背後に汚職があったのではないかと調査を求めている。

同女史は、議会特別委員会の設置を求め、同委員会に3ヶ月間の調査期間を与え、複数の高級官僚の汚職調査を行うことを請求している。

ティモシェンコ女史の申し立てによると、ウクライナのガス輸入を独占するロスウクレネルゴ(RosUkrEnergo)の設立の際にYurii Boikoエネルギー大臣らが何らかの形で関与したとされている。

10月24日にUkrhaz-Energoとロスウクレネルゴの間で07年度のガス輸入に関し、1000立方メートルを130ドルで550億〜620億立方メートルを輸入することで契約が結ばれている。

しかしながら、ガス輸入・販売契約の背後でナフトガス(Naftohaz Ukrainy)が設立したUkrhaz-Energoを通してロスウクレネルゴが産業界向けやナフトガス自身へガスを販売することになっていることに疑惑があると見られている。

スイス籍のロスウクレネルゴは露ガスプロムバンクとオーストリアのライファイセン銀行により2004年に共同設立され、2028年度までトルクメニスタンのガスをウクライナへ輸出する契約を締結している。

ロスウクレネルゴの45%の株式は露ガスプロムが保有し、残りをウクライナ人のDmytro Firtash氏が45%そしてIvan Fursin氏が5%をそれぞ保有している。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2006-11-3 2:04:00 (915 ヒット)

首都リガの新築マンション及び戸建価格が隣国の首都ヴィルニス、タリンなどより既に10〜15%高い水準となっている。

不動産会社大手のOber Hausによると、この夏の休息期間もヴィルニスとタリンでは、大きな価格上昇は見られなかった一方で、リガでは引き続き価格上昇が見られた。しかしながら、上昇率だけを見ると、昨年よりも鈍化傾向にある。

Ober Hausのデータからは、今年年初から5月までの間に、リガの不動産価格は毎月5%の上昇が実際にあった。

夏の期間は、住宅価格は鈍化し始め、6月は2%、7月1.3%、8月1%と上昇率は落ち着きを見せている。過去6ヶ月間の価格上昇率は20%の上昇であった。

9月時点でリガの新築物件のマンション価格は、1平方メートルあたり1400〜2100ユーロとなっており、これが市中心部や旧市街地ともなると3000〜6000ユーロといった価格で取引されている。

リトアニアの首都ヴィルニスでは、市中心部と旧市街地内の不動産価格は、1平方メートルあたり2300〜5200ユーロで、ほぼこの半年間変動がない。この傾向はエストニアのタリンでも同様となっている。


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