Nikolay Zaichenko経済相が22日、07年度のウクライナのインフレ率が6〜8%程度に落ち着くだろうと示唆している。
同相はGDPについても来年度は8〜9%の成長を予測しており、産業、農業における産出高はそれぞれ7.5〜8.5%、8.5〜9.5%の拡大を予測する。
外国貿易については、8.8〜9.8%の拡大が見込まれている。
ロシアとウクライナの石油会社各社がウクライナへの原油供給を増やし、ガソリンの海外輸出を拡大させることを計画しているとウクライナ政府が21日明らかにした。
ウクライナ政府は石油精製施設の近代化を即すための課税緩和を約束し、一方でガソリンの輸入課税の引上げなどを行うことを示唆している。
ロシアのルクオイル、アライアンス・オイル、TNK-BP、タトネフチの他にウクライナのウクルナフタ、ウクルタトナフタなどの代表がヤヌコビッチ首相と会談し今回の原油輸入の拡大で合意したと見られている。
国内のガソリン価格は現在レギュラーが4.7UAH(0.93ドル)で取引されている。ウクライナ国内には6つの製油所が稼動しており、その大半がルクオイルやTNK-BP、タトネフチ、アライアンス・オイルなどのロシア企業が保有する。
この1-7月期のウクライナの原油輸入高は1年前の940万トンから29.9%減少した629万トンにまで落ち込んでいる。
ロシアのSmartMarketing社によると、ロシア国内でポケットPC、スマートフォンおよびその他のPDA機種の販売が2006年上半期に170%増となる32万9000台の販売を記録したことを発表した。
第2四半期に限っても同じく170%増の22万台を売り上げた。スマートフォンおよび類似PDA機種の販売もそれぞれ13.1%の売り上げ増があり、ポケットPC では86.9%の売り上げ増となった。
ウィンドウズのOSが搭載された機種が第1四半期の最人気機種となり販売台数全体で53.3%(第2四半期では41.1%)を占め、次いでSymbianのOC搭載機種が43.7%(第2四半期には27%)、Palm社のOS搭載機種は3%(第2四半期30.9%)となり上位二社でシェア争いが熾烈であった。
売上げ上位の主要メーカーには、ノキア、ハイテクコンピューター、ソニーエリクソン、パーム、イー・テンなどがシェアを競った。
不動産アナリストの多くがリトアニアでの不動産投資で最高の投資利益を享受できる最良の時はこの夏で過ぎたのでは懐疑的になっている。
2003年に始まった不動産ブームはこの夏まで続いたと見られ、これまで毎年35%〜50%の価格高騰が続いてきた。この間、優良物件や一部の市内中心地の物件では投資後1年弱で100%以上の利益を上げるものまであった。
エストニアでケーブルテレビ、インターネットサービス、電話などを提供するStarmanは21日、今年上半期の中間決算を明らかにし、十分満足できる結果となった。今期の決算は、過去最高の決算内容であった。
06年上半期の売上高は昨年同期比で28%増の750万ユーロに上り、収益は155万ユーロに達した。第1四半期の時点で同社の収益は75万ユーロであったが、第2四半期もほぼ同様の水準となる80万ユーロを計上した。
同社の売上げに占める主要事業部門はケーブルテレビとネットサービス部門の2つで、それぞれ売上げの48%、35%を占めた。
ケーブルテレビの加入者数は6月末の時点で12万9000人に上り、ネット利用者数は昨年同期比で30%増の3万4000人となっている。電話加入者数は2万3000人であった。