ウクライナの商業銀行各行により、この10月に新たにビザ、マスターカードといったクレジットカードが120万枚も発行されている。
Europay Int.によると、ウクライナ国内で利用されているクレジットカード枚数は9月から10月にかけて3315万5232枚から3435万7607枚に増加した。
11月1日時点でクレジットカード発行シェアトップには、Pryvatbankが1155万枚を発行してトップとなり、次いでAvalが483万1000枚、Nadra451万4000枚、Prominvestbank193万9000枚、UkrSibbank184万1000枚、Ukrsotsbank166万枚などとなっている。
ベラルーシの国営ガスパイプライン会社Beltransgazの企業価値が100億ドルから120億ドル相当であるとルカシェンコ大統領がプーチン大統領との会合で言及した。
同大統領は、Beltransgazの価値試算で、チェコのガスパイプライン会社がドイツ企業に買収された件を例えとして、チェコではBeltransgazより事業規模が3分の1程度のチェコシステムが55億ドルで売却されているとして、少なくとも2倍の値段がつくことは妥当であるとロシアの妥協を求めている。実際に、一部のアナリストでは170億ドルの価値があるとの意見も出ている。
これまで露ガスプロムがジョイントベンチャーとしてBeltransgazの株式50%の取得を示唆してきたが、ベラルーシ側としては売却価格は市場価格に沿ったものであれでは合意するという姿勢を貫いてきた。
同社の株式売却問題は、ベラルーシとロシアとのガス売買価格にも影響を及ぼすもので、現在もガス価格を交えた株式売価問題が協議されている。
11月第1週の首都キエフにおける中古ワンルームマンションの平均価格が3.3%上昇した一平米2631.5ドルとなった。
不動産市場を調査するNerukhomistによると、中古ツールームマンションの価格は2.3%の上昇となる一平米2551.4ドルで、スリールームでは1.8%の上昇となる一平米2446ドルと部屋数が多いほど上昇率、平均価格共に抑えられる傾向となっている。
ウクライナの統計委員局は6日、10月及び1-9月期のインフレ率を発表し、それぞれ2.6%、8.7%となった。
10月のインフレ率は、食料品0.1%、飲料品1.4%、サービス料7.8%とそれぞれ上昇を記録している。
ロシアの在ウクライナ大使であるViktor Chernomyrdin氏が天然ガス1000立方メートルあたり130ドルという価格は、ロシアからウクライナへのプレゼントであると示唆している。
同大使は、西欧へのガス価格が230〜250ドルであることからも1000立方メートルを130ドルで購入することが決まったウクライナへは、ウクライナの指導者への実質的なプレゼントにあたると述べている。