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狙うは中国マーケット?!〜エストニア〜

カテゴリー: - 編集部

エストニア企業がアジアマーケットを目指して新たな市場開拓を始めている。

地元紙Postimeesによると、欧州における経済危機の深刻化に伴い、エストニアの製造業がアジア市場に興味を移し始めているという。

現在、エストニアからの輸出は殆どが北欧諸国向けであるが、エストニア経財省はエストニアからアジアに向けた輸出高の増加を目指したアクションプラン作成に着手している。

今のところ、エストニアから中国への輸出高は輸出総額のたったの1.2%に過ぎず、またインドの0.2%、韓国の0.2%を含め、アジア市場でのプレゼンスは極めて低いというのが現状である。

同省のRaul Allikivi政策部長は、エストニアが抱える最大の問題は北欧市場への依存度がかなり高く、商品生産の多くが北欧向けである現状から、今から発注ロットが多いアジア市場にどれだけ対応できるのかを考えると、最初からあまり大きなことを始めるわけにはいかないという矛盾と格闘する羽目になると示唆している。

もし中国から巨大な受注が入れば一企業では対応できず、また、一市場に依存することになれば、何らかの危機が発生した場合、連鎖して危機に飲み込まれかねない危険にも晒されかねないことも考慮すべきである。

果たしてエストニアは今後、脱欧州、入アジアを目指すのか?!


更なる危機にも準備万端?!〜ラトビア〜

カテゴリー: - 編集部

Swedbankの最新の調査によると、ラトビア人の実に4割余りが今後、更なる危機に見舞われても準備は出来ていると回答を寄せている。

大手銀行Swedbankの投資商品部門を率いるReinis Jansons氏が国民の財務状況を調査した結果、実にラトビア国内の41%もの世帯が更なる危機にも準備ができている状態にあると述べている。

多くのエコノミストは現在の世界経済の状況を見据えると、新たな経済危機に見舞われる可能性が極めて高いと分析し、事業主は早々に危機に対応すべく準備を進め、労働の効率化を図る必要があると指摘している。

新たな経済危機に向けて可能な限りの余剰資金を調え、無駄な出費を抑え、損失を生みかねない投資や外貨との交換は避けるべきで、ラッツやユーロを現金で保有すべきだとエコノミストらは呼びかけている。


全国に出回る大量の偽札〜リトアニア〜

カテゴリー: - 編集部

今、リトアニアで大量の偽100リタス紙幣が発見されている。

リトアニア中央銀行は国務省傘下の警察機関と協力し、国内中で発見されている偽札の捜査にあたることを計画しているという。

警察当局によると、先週末にも7人もの個人が偽札を使ったとして拘束されている。警察では特に偽札が出回っているとしてリトアニア西部での操作に力を入れるとしており、偽札の出元を何としても抑える意向だ。

この8月以降だけでも70枚以上もの偽札が国内で発見されている。偽札は、警察の見立てでは個人による犯行だと見てはいるが、背後に何らかの大きな組織がないのかも含めて捜査対象として挙げている。


EURO 2012出場をかけプレーオフ進出!〜エストニア〜

カテゴリー: - 編集部

エストニアが欧州選手権で大健闘している!ナント、次のEURO 2012出場をかけて、プレーオフにまで進出を決めている。予選の最終戦となった北アイルランド戦を2:1で勝利したC組のエストニアは、後日行われたセルビアとスロベニア戦でプレーオフ出場を目指していたセルビアが0:1で敗れたことで、勝ち点16で組内2位を確定させ、プレーオフ出場となった。

因みにC組1位通過はイタリアである!

同組ではイタリアが頭一つ、もしかしたら二つくらい抜け出ていた感は拭えないが、エストニアの2位通過は高く評価されるべきことである。

プレーオフ進出となったエストニアだが、そのプレーオフではアイルランドと戦うことが既に決まっている。そのアイルランドだが、正直、予選の戦績を見るとエストニアはかなり難しい戦いになるのは間違いない。アイルランドはB組を2位通過ではあるが、1位のロシアとは勝ち点2の差しかなく、この2点の差は、勝利と引き分けの差でしかないのだ。負け数も同数であり、どちらが1位通過していてもおかしくないという戦績だった。

プレーオフの第1戦は11月11日もしくは12日に行われ、2戦目は15日に予定されている。

11日もしくは12日の第1戦はタリンで開催されるので、アイルランドからタリンへのフライトはこのスケジュール発表とともに鰻登りで高騰してしまった!発表前後でチケット代はほぼ4倍の値段となり、サッカーファンを嘆かせる程に高騰したが、それでもチケット確保にあの手この手をアイルランドからのファンは渡航方法を模索しているという。

さて、対戦相手としてはかなりの強敵だが、ここまで来たら是非とも本選出場を叶えてほしい!


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