冬季旧市街地その2
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不動産詐欺事件の詳細

カテゴリー: - 編集部

8月26日に掲載した外国人不動産開発業者が夜逃げ!(エストニア)というニュース、もう少し詳しくここで紹介しましょう!

ニュースはリンク先からも読む事が出来ますが、取敢えず、下記のような内容でした。

『イギリス人のLee Cornel Williams氏が経営する不動産開発会社OÜ Churchillsが突然オフィスのドアを閉め、経営者本人も顧客のお金を持って夜逃げしてしまった。

経済ニュースBBNによると、商業登記所によると、OÜ Churchillsは2005年の創業で、イギリス人向けに不動産開発及び販売を行っていた。パルヌ(Pärnu)のRüütli通りにあるオフィスは既に錠がかけられており、同社のHPも閉鎖されている。

現在、同社および同氏が進めていた事業計画に投資した人たちが投資資金の返金が今後どうなるのか不安を隠せずにいる。ただし、以前同氏と事業を共にした経験があるドイツ人起業家Dieter Vogtschmidt氏は、Williams氏との事業ではやはり損失を蒙ったとして、投資資金の返却やWilliams氏から何らかの不動産の譲渡などは望めないだろうとコメントを寄せている。』

夜逃げしてしまったLee Williams氏だが、実は今イギリスに滞在していると見られている。

ただし、実際にどこに滞在しているかはまだ特定されていないという。

このWilliams氏だが、3年前にエストニアが不動産ブームに火が付いた直後にChurchillsという会社を興している。

彼はこの不動産ブームの最中、メディアでは『不動産の寵児』とも呼ばれ、エストニアの不動産開発で成功した1人だとイギリスメディアで何度も取り上げられた人物でもあった。

彼の名前が何度も踊ったのがイギリスの著名紙Guardian(ガーディアン)とTelegraph(テレグラフ)で、Williams氏はメディアを利用することでエストニア不動産のエキスパートという地位を確立していた。

それが今、彼の不動産開発に投資した投資家達が投資資金の全額返済を求めている。

現状の段階で分っているのは、少なくともWilliams氏が150万ポンド、即ち3億円強を投資家から集め、横領、そして今では騙し取ったとして訴訟問題化しそうであるということだ。

しかし、彼に近い筋の話だと、これまでに彼は300万ポンド(約6億円)から400万ポンド(約8億円)は集めたと言っている。

Williams氏と仕事を共にした経験のあるドイツ人のDieter Vogtschmidt氏によると、彼の不動産開発の手口は、スペインで流行った不動産詐欺の手法を真似たもので、スペインでは素人不動産投資家や別荘感覚で不動産を購入しようとした人達が詐欺にやられている。

もちろん、そのスペインでは、結局、お金は戻ってこなかった。

Williams氏を熟知するVogtschmidt氏は、彼のターゲットは単純な田舎に住み尚且つ儲け話に乗ってくる海外投資にド素人である年配者が殆どだとして、楽しながら他人よりも賢く儲けたいという願望を擽る(くすぐる)巧み(たくみ)な言葉を駆使して如何に計画が地元で注目され、将来価値が高く、投資価値が期待できる案件だと説明して投資家を手玉に取ってきたと今件を説明している。

また、Williams氏はインターネット上で『エストニアは投資家天国』だと広告を打ち、自身は不動産価格が上昇することを見込んで安く土地を仕入れ、値上がりした時の価格を経験値から推測して、バブル価格(高値)で販売していた。

 Vogtschmidt氏によると、今件の被害者等は、投資を決める際にお金をかけて作成した豪華な不動産開発プラン(図面)を見せられ、今直ぐ決めないと売れてしまうと急かされるように簡単な契約書に署名されられ、手付金を払わせていたという。

この時の手付金は約1000ポンド(約20万円)程度であったらしい。

急かして契約させた後、急ぎ契約書を公証させ、残りの送金を急かすといったパターンで、しかも関った従業員は数ヶ月に一度といった感じでこれまでの契約の経緯が社員にバレないように雇用と解雇を繰り返していた。

開発業者であるWilliams氏が身を隠してしまった今、住宅建設は頓挫したままで、決して完成することはないだろう。

投資家から開発経過を尋ねられたWilliams氏は、何度も適当に誤魔化し、現在、許認可待ちだの調査中などと言って、投資家への回答を引き延ばしてきていたという。

そして時に質問がしつこい投資家には、退社した社員が間違えた説明/作業をしていたとか言って、一部のお金(極めて小額)の支払をすることでその場を凌いでいた。

Vogtschmidt氏は、早期に返金を求めた投資家等はいくらかのお金が戻ったかもしれないが、事が今となっては、お金は全く戻ってこないだろうと今件を客観的に分析している。

現在、ChurchillsがAudru boroughに所有する不動産は、税金130万クローン(約1740万円)の滞納分の支払として差押さえられている。


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